【個人的】足底、踵の痺れ・痛みについて
こんにちは。
渋谷、大宮、岐阜でパーソナルジムSharezを運営している岡崎秀哉(@hide_sharez)です。
今回の記事は、僕自身の身体の問題についてまとめています。
ランニング等、外で運動することも多いのですが、1年半ほど前から、ずっと右足の踵から土踏まずを経由して母趾までの辺りに痛みや痺れを感じていました。ただ、動けないわけではないので結構放置してしまっていました。
右の足裏内側から足指にかけて、踵も少し痺れ、痛みがありました↓↓
1.専門家の方からの診断
とある機会に、スポーツ分野に強いカイロの先生に見てもらったところ、
との見解でした。
ここでいう、内側縦アーチについてはこちら↓↓
内側足底神経、脛骨神経はこちら↓↓
自分の感覚としても、内側のアーチが落ちている感覚はありましたし、土踏まずから足指(母趾側)にかけて、やや踵にも痺れがあったので納得感がありました。
2.原因の究明
なぜこのような状況になったのかと原因を考察してみます。
■右足首の内反捻挫
これまでの人生で捻挫をしたことがなかったのですが、2年ほど前に運動中に右足の足首を捻ってしまい、そこに体重がかかり「内反捻挫」をしてしまいました。この捻挫が改善したあたりから、足裏、踵、足指に痛みや痺れが出てきた記憶があります。
これにより、足部の関節はかなり緩くなってしまった(足部の靭帯の弛緩)のと、足首が内反側にいくのを恐れて、足部の外側に体重をかけることを避けて、内側に体重をかけやすくなり、アーチが落ちやすくなったと考えられます。
■固い地面での運動の繰り返し
右足の内側縦アーチが落ちることで、トラス機構&ウィンドラス機構がうまく働かない状態だったことで、足裏での衝撃の吸収や、足部の安定性が低下した状態になっていたと思います。
これも、体重が吸収できず、内側足底神経、脛骨神経の圧迫に繋がり、母趾、踵骨、足裏内側部に痛みや痺れが生じていたのではないかと考えています。
3.原因から考える改善策
これまでの説明でもわかるように、最大のポイントは「ちゃんと土踏まずを機能させる」ということです。
■内側縦アーチを再教育する
内側の縦アーチを作っていくためにはどんなアプローチがあるのでしょうか?内側縦アーチを形成している筋肉について見ていきましょう。
内側縦アーチを形成しているのは、
この辺りの筋肉です。
筋肉の起始停止を見ていただくと、下腿部の前後から、内くるぶしを通り、足底の骨や足趾に付着する筋肉なので、土踏まずに関連していることがわかります。これらの筋群の働きが低下してしまうと、アーチを引き上げることができなくなってしまい、アーチが潰れてきます。
つまり、これらの筋肉を活性化していけばアーチが作られやすくなります。これらの筋群には足趾の屈筋群が含まれているので、土踏まずの改善としてタオルギャザーなどが用いられることも理解できます。
タオルギャザーは、座位、立位、片足立ち、と強度を上げていきます。
その他、ショートフットエクササイズなどが有名ですが、以下の記事などが参考になりそうです↓↓
■足部の内在筋の固有受容器を刺激する
内在筋を刺激するためのエクササイズとして、青竹踏みやボールを足裏でコロコロさせるなどがあります。刺激することで、神経促通が起こり、働きやすくなります。
■腓骨筋群のリリース
活性化すべき筋群を上記で説明しましたが、反対に固くなっているのでリリースすべき筋群を解説します。
まず、腓骨筋群です。外くるぶしを経由して足底に付着するので、固くなることで足部の外側を引き上げ、内側のアーチが落ちやすくなります。
これらのエクササイズも重要ですが、なんだかんだ日常を考えるとインソールも重要です。
■インソールを入れる
渋谷のメディカルジャパンというクリニックで、インソールを作ることにしました。
ざっくりいうと、右足の落ちてしまったアーチを引き上げると共に、踵も少し上げる形でインソールを作成していただきました。
メディカルジャパンの先生に施術もしていただきました。
前脛骨筋が固くなっており、距骨が動きづらくなっているということでリリースしていただき、上記でも解説した腓骨筋群もリリースしていただきました。
これも上記で説明しましたが、足趾が動きやすいよう内在筋も施術していただきました。
これらの施術により、右足は足部の背屈が綺麗にできなかったのですが、施術後はかなりスムーズにできるようになり、内側のアーチも少し改善した印象がありました。
4.今後の流れ
今後は、定期的にメディカルジャパンさんに通いつつ、インソールを微調整してもらいながら、状態によっては施術もしていただくという流れになります。
また、自身でも足趾を使ったエクササイズ、ショートフットなどのエクササイズの実施、前脛骨筋、腓骨筋群のリリースの実施を続けていきたいと思います。
さて、良くなっていくのか・・・!?