220.負けない自分になるためのリーダーの習慣

おはようございます。

先日、サッカー女子日本代表選手の澤穂希選手の講演を直接お伺いする機会があったのと、それを機に、『負けない自分になるための32のリーダーの習慣』をよみましたので、そこから気づいたことを綴ります。





1.澤選手の略歴



まずは澤選手について簡単に紹介いたします。

澤穂希選手は、日本女子サッカー界を代表する存在であり、その功績と影響力は世界に広く知られています。

1978年9月6日に東京都府中市で生まれた澤選手は、幼少期からサッカーに情熱を注ぎ、その才能は早くから注目を浴びていました。

彼女は、兄の影響でサッカーを始め、小学校時代には男子チームで活躍。圧倒的な技術と判断力で、周囲の大人たちを驚かせてきました。

中学時代には、読売日本サッカークラブ(後のヴェルディ川崎)に所属し、さらにその才能を開花させました。

高校卒業後は、L・リーグ(現・WEリーグ)の読売ベレーザに入団。

彼女は、瞬く間にチームの中心選手となり、長年にわたってリーグを支える存在となりました。

澤選手のキャリアの中で特筆すべきは、やはり日本代表としての活躍です。

1993年、15歳で日本女子代表に初選出され、以降、長期間にわたり代表チームのエースとして活躍。1999年のアメリカ女子ワールドカップでは、日本が世界と戦う力を持つことを示し、2011年のドイツ女子ワールドカップでは、日本を初優勝に導く立役者となりました。

この大会で、澤選手は5得点を挙げ、大会得点王(ゴールデンブーツ)と最優秀選手(ゴールデンボール)の二冠に輝きました。

澤選手のプレースタイルは、抜群の視野と戦術理解力、そして冷静な判断力が特徴です。中盤の要として、攻守にわたり高いレベルでプレーし、チームに安定感をもたらしました。

特に得意としたのは、鋭いパスとゴール前での決定力であり、そのプレースタイルは「女性版・中田英寿」と称されることもありました。

2015年、澤選手は「FIFA女子ワールドカップ」カナダ大会での準優勝を最後に、日本代表からの引退を発表しました。しかし、彼女のサッカーへの情熱は衰えることなく、その後もINAC神戸レオネッサでプレーを続け、2015年12月には現役引退を表明しました。

引退後は、サッカー解説者や指導者として活動しながら、女子サッカーの普及と発展に尽力しています。また、プライベートでは2015年に結婚し、2017年には第一子を出産。家族とともに新たな人生を歩んでいます。

澤穂希選手は、単なるサッカー選手に留まらず、多くの人々に勇気と希望を与え続けてきた存在です。

その功績は、日本サッカー史に燦然と輝くものであり、今後も語り継がれていくことでしょう。彼女の歩んできた道は、次世代の女子サッカー選手たちにとって、大きな指針となっています。


上記の通り、澤選手は世界レベルで活躍されてきたリーダーであるので、僕もリーダーとして大事にされてきた考え方をぜひ澤選手から学ばせていただきたいと思い、講演会や著書を読ませていただくにいたりました。



2.澤選手がリーダーとして大事にされてきたこと


①夢は見るものではなく、かなえるもの

自分がこうしたい、こうなりたい、というイメージを具体的に持つことが大事。
最初はどの夢との距離があるかもしれませんが、たとえ距離があったとしても、いつかかなうと思い続けていることが大事。

その夢に向かって一つ一つ頑張っていくうちに、気が付くとその夢との距離感がぐっと近づくことがある。

かなえるために努力をする、実行するということが大事。


②背中で見せる

みんなが苦しいときはリーダーも苦しい。

けど、リーダーである自分がそこでさらに頑張ってみんなより走り続ける、努力し続ける、これが澤選手にとって一番大事なリーダーシップ。

リーダーはみんなと同じじゃだめで、やっぱり何倍もの努力をしないといけない。

リーダーにもいろんなタイプがあるかと思いますが、いずれのタイプであっても、リーダーというのはみんながついていきたくなるような存在でなければいけない。

そのために必要なのは、やっぱり自分自身が日々努力して、しっかり結果を残すこと。



③なんでも「ありがとう」という感謝の気持ちを持つ

澤選手はいろんな経験を経て、普段自分が食事をとれることも当たり前じゃないし、サッカーが毎日できることも当たり前じゃない、ということを強く意識するようになったそうです。

大嶋啓介さんという僕の大尊敬する経営者の方が、思うように結果が出ていないときはたいてい感謝が足りていない、とおっしゃっていましたが、一流の結果をつくるリーダーとなるため、常に何事にも感謝いたします。

④成長したかったら、遠慮しないで何でも聞く

⑤目の前の、チャンスの波を逃さない。

チャンスはいつも突然やってくる。

しかも大きなチャンスは、ピンチと同時に来ることも少なくない。

大事なのはチャンスをかぎ分ける力。誰にだってチャンスは訪れる。

でも、人生そんなにしょっちゅうチャンスはくるものでもない。
そうであれば、その波に乗れるかどうか。

それが大きな差を生む。

目の前にチャンスがあるのなら、乗らないで後悔するより、乗って失敗したほうがまだいい。

迷ったときはやると決断しましょう。

迷ったらGO。

<参考>



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