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質か量か?Rock'nRollerにとって必要なのはどっちだ?

こんにちは、Hideです🌸

昨日の午後から、キャンプに行ってきました。

仙台市内から北へ約30km離れたところです。

私が到着した時には三分咲きでしたが、最高気温が20℃を超えたのでみるみる花が咲きだしました。タイトル画像は今朝咲いていた桜をアップで撮影した物です。

昭和生まれの私ですが、団塊の世代や平成生まれの方には、ジェネレーションギャップなのか物事に対しての考え方に多少違和感を感じてしまいます。

量を重視するか、それとも質を極めるか、といった考え方に違いがあるように感じます。

世代の違いも要因の一つでしょうが、その辺に関して私の経験も交え、考察等をお話していきます。

宮城県大衡村 牛野ダムキャンプ場 早朝に撮影した朝日です

量が大事なのか、それとも質を重要か?

読者の方々も、様々な世代の人達と一緒に仕事をされているかと思います。

団塊の世代は、戦後不便な環境の中、身を粉にして働いた世代でもあります。別名ビートルズ世代。

デニム(Gパン)を若者の普段着として定着させたり、戦後の日本を近代的に変えていこうともしていましたね。

ベビーブーム時に生まれ出産人数も多かった世代です。
高度経済成長の中、次世代を担う金の卵とも言われ、日本の戦後からの復興の希望を託された人達です。

その世代の上司達を見ていると、業務に対してのスピード(迅速)やボリューム(量)に重点をおいた考え方をしているように見受けられます。

働き盛りの頃はバブル景気で、日本が盛り上がっていた時期で、良い思いをされたはずです。

現在では、既に定年退職されており、会社組織からは引退されている方がほとんどです。

私とは20歳位離れていて、私が就職した時の上司世代でした。

戦後生まれが多く、私の親世代より若く、考え方も当時では現代的でしたが…

私の世代から見たら多少古臭いな~と感じる部分もありましたね。

昭和初期の考えを、上から植え付けられる教育をされたのでしょうね。

サラリーマンが良い処遇を受けた時代でもあり、昇給は勿論、賞与も基本給の5ヶ月(年間)とか支給されていた、サラリーマンとして良い時代を過ごされてきた方達です。

成長期でイケイケの時代、残業もブラック企業並みにあったみたいですが、ちゃんと働いた分はそれなりの手当がついていたはず。

現在の様な働き損なんてことは絶対的になかったです。

サラリーマンとして良い夢を見た、最後の世代でもありますね。

俗に”逃げ切り世代”なんて呼ばれてもいますね。

その世代の上司は、私世代と比べると、いかに大量に売り上げを稼ぐかを重視していたように見えます。

好景気を過ごしてきたという背景からか、つまり”量”を重視した仕事の仕方をしてきたんだなぁという印象です。

私が20代中盤~後半にバブルも弾け、一気に景気が下り、良い時代を過ごしたのは、私ら世代はほんの一瞬のことでした。

その世代の上司達から、色々な事を仕事を通して教わりました。

若い時は世の中も知らないので、とりあえず素直に聞いていましたね。

私は、若い時にガソリンスタンドに勤務しており、40代前後の上司の片腕として給油所の運営に携わっていました。

売上を増やすにはと、所長と一緒に考えを絞っていました。

景気の良い頃でしたが、勤務していた給油所は売上も下がってきて閉店も検討されていました。

一応、正社員でしたので、月々頂く給料には影響はありませんでしたが、店の運営は苦労が絶えませんでした。

立地条件も決して良い方では無いし、客数も少なく、毎月目標を達成するのにアップアップしていたのを憶えています。

客数が少ない中でどうやって売上と利益を確保するかをばかり考えていましたね。

もう40年位前ですが、大雑把な時代でしたね、振り返れば…

商売のやり方も現在とは違い、勢いだけみたいな…

昭和終盤的やり方で、アバウト且つ非論理的な商法でしたね。

利益は売上を上げれば自然と付いてくるものだ、という考え方でしたよ。

当時は、”質が”なんて話は皆無でしたよ。

クオリティーの高い仕事をしたいといつも感じていましたし、なんでかな~と懐疑的な思いが心の中で交差していましたね。

私は量よりも質を重要視しています!

何故なら量ばかり追求して、中身が無ければその時だけで残るものがないし、長くは続かない。

質の高い仕事には継続性がありますし、後々展開が広がっていくという可能性を多く含んでいます。

一過性の見た目だけ大きい事よりも、一見小さく見えても、継続性があり、未来に繋がっていく事の方が、組織にとっても個人にとってもメリットがあると感じたからです。

誤解のないようにだけ言っておきますが、質か量かというのも、状況や場面においては、質より量をとる場合もあります、現実は。

ケースバイケースで状況や場面に合った決断をする柔軟性も必要不可欠ですからね。

勢いだけでは成り立たなくなった 何が重要かを考えていかないと…

その後、私も数多くの転職を繰り返し、色んな会社を渡り歩くことになるのですが…

扱っているものと職種は違えど、どこも上司は昭和チックな根性論を振りかざし

”売り上げを上げろ!足で稼げ!考えるよりまず行動だ!根性だ!

みたいな、鬼軍曹的な上司や先輩方が多かったですね。

あとよく見るタイプは、せっかちな人。やたらと急がせるのです。

とにかく行動の早さに拘っていたようです。

その理由は、早く動く事で、ライバルに先を越されないようにみたいな~事らしいです。性格的なものもあると思いますが…

お客様の前でも、部下を叱咤するとか。。。失礼なんですよ。

振る舞いが横柄に見える方もいましたし。

顧客(エンドユーザー)に対し敬意が薄いように感じられました。

以前いた会社の上司が、会議で顧客の事を無礼な言葉を資料に記載して、言葉にも出していました。

時代錯誤であると同時に品格に疑問を感じました。

頭の中は昭和のままで止まっているのでしょうね、きっと。

コンプライアンスにも抵触しまくりで、現代で言うハラスメントが常態化しており、それで退職にする社員も数しれず…の状態でした。

会社もそれを擁護する始末ですから、こちらとしてはどうしょうもありませんね。

これからは、未来を見据えて一人一人クオリティーの追求を…


私がいた会社の話をしましたが、現実はどこの会社も同じ様なものでした。

日本の悪しき習慣みたいで~殿様文化が近代社会においても行われているといった、極めて日本の悪い伝統だと感じました。

古いやり方を、いつまでも正しいという認識で行う事はプラスには働きません。

違和感と、滑稽さを感じてしまいます。

江戸時代の殿様文化を平成令和まで引きずっているのが、我が国日本の実情ですよね。

目の前のことにだけ注力して、先がどうなるとかは全く考えていないように見えます。

良い部分も有りますが、良くない部分の印象が強烈過ぎて、良い点が消えてしまうといった感じですよね(笑)

どちらにしろ、やり方を変えていかなければ、明るい未来はあり得ません。

場当たり的なやり方で、言っている事もあちこち変わるのではいけません。

3~5年その先の10年後を見据えて、動いていかなければいけないと思います。誰しも、何をされている方でも。

自己の利益ばかりを陰でばかり得ようとしては、いけないのです。

全体がハッピーになれば、自分にもその幸福は返ってきますが、反対な事ばかりしていては、周りにも自分にも幸せなんて訪れる事はありませんからね。

そんなある意味狂ってしまった日本社会で、これまで人に使われてきましたが、良くも悪くも色々勉強になりました。

もうサラリーマンを辞めて6年になりますが、今考えるとかえって退職して良かったと、今では感じています。

やはり、世の中がどうのという以前に、私自身サラリーマンは向かないという結論に達したからです。

もちろん綺麗事だけでは、世の中成り立たない事も充分心得ています。

本来、本質的に大事な部分を1割でも忘れずにいる事はとても大事な事だと思います!

それを忘れてしまうと、良くない方向に大きく傾いていきかねませんから…

様々な事情も有り、絶対的とは言い切れませんが、現代においてコンプライアンスに抵触する行為は、企業の存続にも各個人にも大きな危機を及ぼしかねないという事は言うまでもありません。

大事なのは、本質を忘れず見落とすことなく、

”クオリティーの高さを追求していかなければ、組織も個人にも成長は無い”

という事を強く学びましたね。

社会に出て、多くの時間を昭和世代の上司や同僚と過ごした私ですが、様々な状況や場面に遭遇して非常に勉強になりました。

今後に活きる為の大事な出来事であったと、捉えています。

まずは、自分らしく、楽しみを持って、という気持ちを忘れずに、これからも目標に向かって邁進していきたいと思っております。

昭和のおじさんから、「それは気合いが入っていない!、ダメだ!」なんて、怒られちゃうかな(笑)

勝手に怒ってろ!って感じですがね(笑)(^_-)-☆

人生半分以上も過ぎてから、大事な事に気づき、大分遠回りはしましたが、改めて実感して、自分でやっていくと感じれた事は、私にとってプラスになったと考えております。

もう還暦近いおじさんですが、これからの自分が楽しみです!

昭和生まれのおじさんですが、地道に頑張っていきます。

 

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