自分を滅ぼす本当の敵は

今日は昼12時ごろ起床

休みなのでゆっくり起きた

こんな夢を見た

自分は学校の教室にいて、なにやらプレゼンをしようとしていた

その時、窓の外で、原子爆弾のような爆発と、大音量の爆発音が聞こえた

僕は床に伏せたが、教室の中には影響はなかった

プレゼンをしなければ、と思い、喋り始めるが、何故か爆発のどさくさに紛れて、別の人間がプレゼンを始めようとしており、僕がブチ切れる

という夢を見た

いつも日記に「良い夢を」と書くのだが、まぁろくな夢を見ないよね

午後はカフェへ

とりあえず「なにもしない」をやろうと思って、カフェでぼんやりラジオを聞いたり、本を読んだりしていた

夜は髪の毛を切りに美容室へ

美容室には、同い年くらいの美容師が一人で待っていた

何故髪を切りに来たのか聞かれたので(僕の髪はまだそんなに長くなかったから)、「四月から仕事をするから」と伝えた

話を聞くと、その人も今まで転職を7回経験していた

正直僕は、その美容師を見て、あまり自己評価の高そうなタイプではないな、と思ったりしていた

良くも悪くも人が良さそう

色々と話し込んでいると、その美容師は「実家に帰ろうか、このまま仕事を続けていこうか悩んでいる」というような事を話し始めた

結婚はしてなさそうだった

次の人生の目標ともいうべきものが欲しいのではないかと思った

ほぼ同い年らしいので、気持ちはなんとなくわかる

「でも田舎に帰ったところでなにもないから」と言っていた

なんとか幸せになってほしい

というか、仕事と健康がある時点で、本当は「すでに満たされている」とも言えるのだろう

でも、「それだけでは足りない」というのもよくわかる

今更美容師以外の選択肢はなく、かと言って、次の大きな目標もなく、かと言って生活に満足しているわけでもない

砂のように小さな孤独が、心の隙間に入っているような感覚なのではないだろうか

ただ漠然とした不安

なんとなくだけど、わかる気がした

これを「ただのよくある30代のアイデンティティクライシスじゃん」と言ってしまえばそれまでだが、なにかそこから考えたりしたいのだ

おそらく、「何か新しい事を始める」というのが一番なのだろう

20代後半から30代前半の、漠然とした不全感に対しては、どういう風に対応したらいいんだろうね

答えはまだよくわからない

夜は本を読んでいた

「燃え尽きない10の方法」というバーンアウトについての本だ

この本の面白いところは、恐らく作者は仕事ばかりしている人間のことを「仕事依存症」という症状として捉えているところだ

というのも、ワーカホリックに陥る人間にはどこかしらに「否認」の態度があるという

好きでもない人間と結婚し、その事に向き合いたくなくて仕事に没頭する

自分のことを心の底では価値がないと思っており、そのことから目を背けるために仕事での承認を求める

などなど

何かバランスを欠く理由があるんじゃないですか?何故あなたはそんなにも働くのですか?何故休まないのですか?何から逃げているのですか?と問うてくるような

僕はどうだろう

なにか「普通ではいけない、すごい業績を残さなければならない」というような刷り込みがあるように思う

それは恐らく父親から刷り込まれたものだと思われる

父親は小さい頃自分によく「お前は世の中を変える人間になれ」と言い聞かせていた

自分は社長業で失敗した後無職だったのにもかかわらず

そしてそれを見ていた母親は、僕に「父のようにならずに堅実に生きてほしい」というメッセージを刷り込んだ

普通に生きれば、父親からの刷り込みで苦しみ

普通のレールから外れよとすれば母親からの刷り込みが頭をよぎる

こうして「葛藤」の一丁上がりというわけだ

どちらをとっても、絶対に期待に応えられないという状況は自分の自尊心にダメージを与えたのではないかと思われる

ではここで問題なのは、「僕自身はどうしたかったのか」ということだ

僕自身は、研究、冒険、ものづくりというものが好きだった

親の影響で人生の方向性を変えたことを思い出してみる

高校は本当は定時制の自由な校風の場所へ行きたかった

音楽や演劇がやりたかった気がする

なにか「自分を表現する」ということに魅力を感じていた

とりあえず家に金がないので、入れる公立高校に入った

大学は行きたかった心理学部に入れた

本当は心理か文学の研究者になりたかったが、これも経済的な理由で就職した

だがまぁ、ここまで振り返って、別にわざわざ親のせいにする必要もないのかな、という気がしてきた

その時その時、自分がベストな選択を取っただけのこと

あまり親がどうのというのも、今はしっくり来ない

問題は今からどうしたいか、ということだ

僕自身は、別に普通に企業に就職してしまっても良いと思ってもいる

ただ、チャレンジしてみたいなら色々やってみれば?と思う

この一年、本当に自分を我慢させてきた

その結果僕は体調を崩してしまった

今、自分自身に、最高のチャレンジと時間を与えたいのだ

ただ、最近は焦りや不安がノイズになって、自分の声がまぁ聞こえてこない

だから精神を病ませてはいけないのだ

本当にややこしいことになる

いずれにせよ、聞こえないなら、聞こえるような行動をとるか、じっくり静かに耳を傾け続けるしかないだろう

僕は僕を幸せにする必要がある

それは僕の周囲の人も幸せにしたいからだ

周囲の人の幸せのために、自分の幸せを我慢する、という形式はいつか破綻する

自分の幸せと、周囲の幸せ、そのちょうどいい折り合いどころを探したいのである

そのために、自分の心に耳をすませてみよう

僕にとってなにが幸せか、どんな過ごし方が、どんな働き方が

なんでもやってみよう

そして何か聞こえるといいんだが

今日はそんなday

明日もゆっくり休もう

ではお休み

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