晴れわたるのは空だけじゃないから
今日は朝わりと早く起きて、ネットなどを見つつ、また昼頃少し寝るなどしてゆっくり過ごしていた
15時くらいから英語の勉強をして、少し本を読む
夕方、メルカリでまとめ買いしたBLAME!というマンガが届いていたので読む
高校時代にめちゃくちゃ好きだったマンガだ
何度読んでもいい
そのあと、ブギーポップは笑わない、というアニメを見ていた
これは1998年ごろから出ていたラノベなんだが、中学一年くらいの時に読んでいた記憶がある
めちゃくちゃ懐かしい
当時はラノベブームが始まった頃で、僕はブギーポップよりも、キノの旅とかを熱心に読んでいた気がする
アニメのブギーポップを見ていると当時の雰囲気を思い出す
とにかくすごい閉塞感だったことを覚えている
そのあと涼宮ハルヒの憂鬱で、ハルヒは「ただの人間には興味ありません!」と教室内でいきなり宣言するわけだが、僕たちは教室の隅で、ある日突然何かがやってきて、この日常をぶち壊してくれ、と本気で思っていた
日本の経済は良い
頑張ればみんな大学に入れる
大学を出てサラリーマンになって結婚して幸せに暮らす
そんな一辺倒なレールを、中学では嫌というほど聞かされる
特に僕のように田舎の中学に通っていた場合はなおさらだろう
ブギーポップやその他のライトノベルを読み、青春パンクバンドを聞きながら
次は誰がいじめられるか、なんて緊張を感じながら
どこにも逃げられない、どこにも行けない、何も新しいものがない、非日常がどこにもない
そんな透明な圧迫感、不自由感、根腐れ感に耐えながら生きていたもんだ
「終わりなき日常」なんて言葉もあったね
当時からすでにインターネットはあったが、それでも、中学生という子供にとっての学校や家庭というのは、逃れがたい力を持ってそこにあったと思う
だから今の方が自由だ
(日常はほとんど崩壊してしまっているんだから)
退屈したら地球の裏側に行くことだってできるし、ムカつく奴とは縁を切れる
あの収容所みたいな生活はなんだったんだろう笑
ただあの頃の、何か凄いことが起きて凄いポジションに選ばれる、みたいな期待感は大人になっても消えることはなく
いつもどこか心の片隅で、世界からの祝福を待っている
人間は常に何かを待っている存在でもあるのかもしれない
家の中にいても美少女も金も仕事もチャンスもふってこねぇことを知ってしまったので
祝福が発生しそうな場所に突撃da!
あなたは何を待っていますか?
全然関係ないが、明日のFateの新作映画を見るのが楽しみで仕方ない
今日も良い夢を
おやすみ
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