リスク・リターンを考える事が成功の秘訣
こんにちは、秀夫です。
今回は、「リスク・リターンを考える事が成功の秘訣」というテーマで
お送りします。
こちらは、IT経営・投資家の両学長が、知っておくべきリスクとリターンについてアニメ動画で分かりやすく解説している動画になります。
両学長といえば、「本当の自由を手に入れる お金の大学」という本を出版しており、138万部売れています。
2024/10/26時点でamazonの評価は16544件あって驚異の星4.5!
僕も書店で読みましたが、とても分かりやすくお金の知識が書いてあったので、おすすめです。
さて、今回はそんな両学長の動画を参考にしつつ、リスク・リターンの考え方について、大手金融機関でエンジニアとして要件定義~リリースまで行っていた自分が解説していきます。
お金だけでなく、実生活にも使える考え方なので、ぜひ最後までお読みくださいね。
1.リスクとリターンの考え方
突然ですが、僕がリスクとリターンを考える時に、すごく核心を付いているなと思う大切な言葉を一つご紹介します。
それは、鋼の錬金術師の最後の最後に出てくる言葉です。
どうですか?
僕は個人的に物凄く刺さりました。
そして、この言葉は現代の社会で生きる上で、とても大切な考え方だと思うんですよね。
例えば、東大に行きたいというのであれば、普通の人よりも多くの時間を勉強に割かなければ合格する事は不可能でしょう。
多くの人があきらめたり、怠惰な方向に走る中、自分の頭で考え、多くの時間を勉強に割くからこそ、受験は成功するのです。
この場合、「受験の成功」(リターン)を得るには、「時間や労力」(リスク)を
払う必要があるという事です。
これは、何にでも言えると思います。
例えばフリーランスになって「自由」(リターン)が欲しいのであれば、それを認められるだけの「能力や実績」(リスク)が必要ですし、
「夢」をかなえたいのであれば、他の人にはない差別化を考え、その差別化のために多くの労力を割かなければなりません。
何か商品を購入した場合は、そこには働いた分の「お金」が必要です。
このように何か欲しいものがあるのであれば、それに見合うリスクが必要なわけです。
もちろん、これは「楽」をしてはいけないというわけではないです。
「楽」に結果が出る方法があるのなら、むしろその方法に切り替えなければなりません。
ただし、リターンを得たいという考えが先行し、リスクを軽視しているよう
では、その方法すら考えられずに失敗します。
2.「幅」を意識して考える
では、具体的にリスクとリターンはどう考えればよいのでしょうか?
先ほど紹介した動画にも解説されていますが、「幅」と「確率」を意識するといいかと思います。
「幅」を考えるには一番最悪のリスクを考えるのが一番よいでしょう。
例えば、あなたがケーキ屋を開くとします。
ケーキ屋を開くには、物件取得費用、内装工事費、設備費用、運転資金、その他費用諸々含めて約2000万円かかるとしましょう。
この場合、一番最悪のリスクは何でしょうか?
それは、初期費用がなく、全額借金をして約2000万円をかけたのに、全く儲からず、2000万円の負債だけが残ったケースです。
もし、そうなった場合、本人の能力にもよりますが、数年、あるいは数十年かけて返済しなければならなくなります。
それは悲惨ですよね。
逆に初期費用が5000万円ある場合は、約2000万円かけたとしても、手元には3000万円残ります。
もちろん2000万円を失うのは痛いですが、先ほどのケースよりは大分ましなのではないでしょうか。
このように同じケーキ屋を開くにしても、リスクの幅は全く違います。
これはリターンにも同じ事が言えます。
ケーキ屋を開いて、もしそのケーキ屋さんが口コミやSNSで広がり、人気店となれば、年商1億以上を目指す事も可能です。人件費や商品の原価、家賃や維持費等を除いて、利益率が15%だとしましょう。その場合、利益は1500
万円となり、1~2年で初期費用を回収できるかもしれません。
逆に全く儲からず、負債だけがどんどんと溜まるケースもあります。
これは極端な例ですが、どれぐらいの幅があるかを知っておければ、どれほどのリスクなら許容できるのか、どれほどのリターンが期待できるのかを考える参考になります。
3.「確率」を意識して考える
さらに、「確率」も考えなければなりません。
例えば、99%成功するとわかっていれば、多少リスクが高くても挑戦しますよね。
逆に言えば、成功する確率が1%、もしくは0.1%であれば、それに挑戦する人は限りなく少ないでしょう。
もちろん、確率は正確には測れません。ですがら、おおよその概算でいいので、それって成功するにはどれぐらいの確率があるのかというのを考えてみると良いと思います。
例えば、年収1000万円目指したいという目的があっても、アルバイトで年収1000万円は時間に限りがあるので、殆ど0%でしょう。
逆に営業やエンジニア等、実力主義な職種や、業界に行く、また今はSNS等で稼げる時代ですから、そういった能力を磨いていけば、年収1000万円に到達する確率は上がるでしょう。
大事なのは、そのリターンを得るのに確率はどれぐらいなのだろう。そして、その確率を上げる方法が他にはないか、考えてみると成功に近づくと思います。
それでは、また別の記事でお会いしましょう。
さようなら。