器用な人達に勝つ方法 : 知識や経験をセンスに変換する
こんにちは、青山英憲です。
今回は、
"器用な人達に勝つ方法"
というテーマで書いていこうと思います。
結論からお伝えしますと、
"知識や経験をセンスに変換する"
ということです。
僕の過去
僕は高校を卒業した後に美容師になるために専門学校で国家資格を取るために学ぶ日々が始まりました。
そこで技術の実習の時間が来ると絶望しました。
隣の女の子は先生が見せたお手本通りにスラスラと同じようにやってみせていくのです。
一方で僕は全く出来ません。
なんとなく想像がつくと思います。
学校の試験が3学期制なので年に3回あるのですが、僕はことごとく3つとも落ちました。
練習はほどほどにはやっていましたが、この結果。
正直こんなことになるなんて僕の想定外でした。
3学期の一年生最後の試験も落ちてしまい嗚咽しながら号泣したのを今でも覚えています。
そして、そこから僕の反撃が始まりました!
2年生になってから毎日7:30から朝練と夜練8:00まで繰り返しました。
正直疲れてて集中できない時もあって生産性の低い時間もありました。
でも今日は帰ろう。
とはしなかったのです。
とにかく毎日やる。
このクセを自分に叩き込まなければそのうち悔しさも忘れてやる気もドンドン低下してきてしまうのではないかと思っていたからです。
その甲斐あってか、2年生は試験は全部合格して約320人中50位まで上がることができました。
まだまだ上はいましたが、この経験がやれば出来るという自信になったことは間違いありません!
練習して教わって、またやって。
その繰り返しをやっていくうちに少しずつ出来ることが増えていきます。
気づいたら最初にきようにやってみせた器用な人にそこまで驚かないようになってきました。
僕はもともと足りなかったセンスを、後から学んで得た知識や経験をセンスに変換していったのです。
僕の現在
就職してからも練習を沢山する生活は続けていました。
器用だけどあまり練習しない人達には勝てるようになっていました。
ですが器用で練習もしていく天才的な努力家の方達には頑張っても肩を並べるところまではいけない状態でした。
しかし、3年5年と理美容師を続けていく中で同じ会社の中の人達や、
他の会社で働いている同期などをSNS越しでみていると変化が見られました。
1人、また1人と離職していくのです。
色々な理由があって辞めていったのでしょう。
自分の中では勝手に一緒に頑張っていた戦友みたいなものなので寂しさも多少はありますが、僕にはそこに気を取られている場合じゃないのです。
これをチャンスと捉えていきました。
続けていくことでライバルが辞めてしまったあとは残るのは自分のみ。
でもこれは不戦勝のようなもので、
勝った!
というような感覚は生まれてこないですが、継続は力なり。
という言葉の意味もよく理解できます。
今年で27歳、7年目を迎えて僕は深めていくことは辞めずに幅を広げていくことにしました。
ただ継続して深めていくだけではなくて、幅も広げていければさらに希少価値も高まっていき唯一無二の存在になっていけるはずだと踏んだのです。
そこで僕の選んだ選択肢が“イケメン製作所”だったのです。
働き始めて2ヶ月半が経過しました。
今僕はイケメン製作所のクラフターとしてヘアカットをメインにイケメン制作に日々励んでいます。
そしてそれ以外の時間を使って今までの僕に無かった幅を広げています。
ここで改めて自分の元々持っている“センス“は本当に大したことないなと痛感させられます。
しかし僕はめげません。
これまでの経験の中で足りなかった“センス“は、後天的に知識や経験をどんどん“センス“に変換していけばいいということを学んだからです。
このことを理解してから新しいものをいきなり理解できなかったりつまづいたりしても動じなくなりました。
むしろこれを解決していく上でなにか知識として得られるものはないのか?
それとも回数をこなしていけば体や手が慣れてきて解決するのか?
などどんどん自分で考えていけるようになりました。
これは当たり前のことかもしれませんが、僕が社会に出てから培ってきたとても大切な財産です。
これからの僕
ここからまた修行の日々が始まります。
いやもう始まっていますが。
新しいことを学んで自分をアップデートしていくことはとてもエネルギーを消費していくものです。
ですがそれ以上に刺激があっていいものだなぁとも感じられています。
以前勤めていた会社でも7年目になって、興味を持ったものには自分でいろいろ新しいことに手を出してきました。
ですがどこかマンネリに近いものがあったと思います。
その時に比べたら今の方がよっぽどいい顔して挑戦できているので、自分の選択にも納得ができています。
それに会社としてもイケメン製作所はこれから新店舗もできてくると思いますし、さらに違った景色が見えてくることが予想できます。
こんなご時世で仕事があるだけありがたい中で未来も想像できるような環境に身を置けていることにとても幸せなことだと思います。
そして新しい技術を教えてくださる会社の皆さんにも感謝しながら日々精進していきます!
終わりに
今回の内容は以上です。
ほとんど僕の過去の話になってしまいましたね!
なるべく僕自身が生きてきた中で学んだことを書いているので自然とそうなったのかもしれません。
このnoteやTwitterを書き始めてからお客様の何気ない会話も営業が終わった帰り道で思い出すクセがつきました。
何か気づきはないのか。
つぶやけるネタはないのか。
みたいな感覚ですが、結果的にそれが自分の成長やモチベーションを高めていくベースになってくれているのかなとも思います。
基本的には昔の自分に対して伝えたいこと。
というテーマで毎回何を書くのか考えていましたが、最近は環境も変わったので新しく感じたことをアウトプットしていく場としても活用していきたいと考えています。
備忘録みたいな感じで後から自分で見直すこともできるので。
きっとnoteやTwitterを更新していくことも美容師と同じで継続していくことが大切なんだと思います。
まずは100記事目指して書いていこうと思います。
今回も最後まで読んでいただいてありがとうございます。
また次の記事でお会いしましょう。