読書という荒野
幻冬舎 見城 徹さんの著書。
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主体的に読書をするためのキーワードが2つ。
“実生活では経験できない「別の世界」の経験をし、他者への想像力をみがくこと”
“読書を通じ、情けない自分と向き合ってこそ、現実世界で戦う自己を確立できるのだ”
まさに多くの方に読書を勧める理由。
想像力をみがくことや,自己検証・自己嫌悪・自己否定を繰り返すことで,思いやりや共感力が養われる。
“仮に本を選ぶアドバイスをするとしたら、人間や社会の本質が書かれている、古典といわれる文学や神話をおすすめしたい”
とあるが、平積みの本だけでは身につかない想像力や新たな発想は古典によってみがかれる。
先日,慶應義塾大学の教授であり社会学者の権丈 善一先生と話した際に、先生の発想力はどこからきているのか尋ねたら、「古典を読む」とおっしゃっていた。
これからは古典も読もうと思った。
この他,見城さんが出版した本の背景や,影響を受けた本の紹介がされているので,ブックガイドとしても読むことができる。
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見城さんの本はとにかく熱い!
以前,見城さんの「たった一人の熱狂宣言」を読んだが,WEEKLY OCHIAIの「出版業界をアップデートせよ」で改めて興味を持って読みました。
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