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「もののけ姫」の舞台となった森 白谷雲水峡を歩く
皆さまコンニチハ、ひでみです。
本日は屋久島旅語り・第3話をお届けします。
あのジブリ作品の舞台となった森へ!
どうぞ最後までお楽しみください。
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これよりさらに西へ西へと進むと山の奥のまた山奥に人をよせつけぬ深い森がある。シシ神の森だ。そこではケモノはみな大きく太古のままに生きているときいた。
屋久島の旅の初日は、白谷雲水峡(しらたにうんすいきょう)を訪れました。
ここはジブリ映画「もののけ姫」の舞台となった場所。宮崎駿監督が何度も足を運んで、ジブリ作品に出てくる森のイメージを作り上げたと言われています。
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ネットでサッと調べて気軽な気持ちで訪れたのですが、森林に入るや否や壮大な自然に迎えられ、完全に心を捕らえられてしまいました。
気が付くと森の中で3時間も歩いていたんです・・!
えええ!いつのまに!?
やはり原生的な森は時間の感覚がおかしくなりますね。時空歪んでるのかな?ほんとそんな感じでした。
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チケット売り場のある入り口を過ぎると、すぐにこんな景色が目の前に広がります。
写真では伝えきれない、めちゃくちゃ凄い迫力なんです。序盤から言葉を失いました。
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だって、岩のひとつがこのサイズ感なんですよ。めっちゃでかく無いですか?おはぎとか言ってる場合じゃないですまじで。
とにかく水流のパワーと、空気と水の澄み具合、緑の生命力、岩のでかさ。どれを取っても次元が違いすぎて、脳がバグり始めます。
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見どころのひとつ、二代杉です。
二代杉とは切り株の上に種子が落下し、発芽生育した杉のこと。このように木の世代交代が行われることを切株更新というそうです。
人と自然との営みが組み合わされた、屋久島ならではの光景。このような杉は屋久島の森の至る所で見られます。
写真からも、幹の太さに違いがある繋ぎ目の部分が何となくわかりますよね。
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途中、きのこを発見!かわいい!
めちゃくちゃプルンプルンでした。半透明に透けていてクラゲのよう。
右の少し小さな方に枯れ葉がちょこんと乗っていて、リボンをしている女の子みたい。きっと、きのこのカップルなんだ〜と頭がきのこ畑の私の妄想は捗りました。
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この枯れてしまった木を見てください。かっこよすぎませんか?
渋いアートのようで、新たな命を育んでもいる。もはや、枯れていないよね。この木単体としては枯れているのかもしれないけど、自然ひとまとめで見た時に、これは枯れていると言えるのでしょうか?私はまだ生きていると感じます。
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屋久島の森ではとにかく木が枝を自由に伸ばしています。それでいて周りの自然とも上手くバランスを取りながら、長い長い年月を生きている。
共生と調和
人もこう在りたいものです。
森は言葉を発しませんが、そこにいるだけで様々なことを教えてくれますね。
森とタタラ場 双方生きる道はないのか
森が本来持っていた自然のバランスを切り崩しながら生きようとするエボシに問いかけた、アシタカのこのセリフが心に響きます。
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✳︎✳︎今日はここまで✳︎✳︎
次回、白谷雲水峡の更に奥地へ!
引き続きお楽しみください。
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