バリキャリ女子の結婚できない。のホントの理由
最近、相談を受けた金融機関に勤める37歳のA子さん。新卒入社後、総合職として、転勤も数回経験し順調にキャリアを構築されている。
マネジメントの一歩手前で、
上司や同僚、後輩からも一目置かれるとても優秀で美人なバリキャリ女子。
コーチングのセッションでは、
仕事、健康、お金など、複数項目におけるご自身の状態を確認し
セッションを進めて頂くのだが、彼女の専らの悩みは
婚活についてだった。
独身のアラフォー女性に多い悩みは、
将来1人でいる事への不安、である。
出会いがあれば結婚をしたいと思う方も多く、友人達の結婚出産、自身の身体の衰え、親の老化、早く孫を見せてあげたい。
色んな思いが積もり積もっている。
そして彼女もまた、
なかなか婚活がうまくいっていない一人だった。
彼女の場合、
結婚できていない自分をめちゃくちゃ責めていた。
結婚出来ていない自分は
誰にも求められていない。魅力がない。
何かが欠けている人間なんだ。
以前のブログで
悩むのは楽だ という記事を書いた。
自分を責めるのは、
何もしない事と同じ。
そして楽だ。
少なくとも彼女は、
コーチングを受けるという、しっかり行動まで行っている。
しかし、一つ超えなければいけない大きな壁があった。
それは、
自分が落ち入る思考パターンを理解し
感情に向き合う事、
そして、そのままを認めてあげる事だった。
完璧主義者でクレバーな彼女は
自分の無いものに目がいってしまい
「無い事」がダメだとジャッジしてしまっている。
そして、その欠けているものを埋める為に
学んだり、ジムに行ったり、と
一生懸命努力をする。
その真面目さが彼女の取り柄であり
仕事においても良い評価を得ている。
それ自体に問題があるのではない。
自己研鑽できるというのは
素晴らしい才能だ。
一方で、欠けているものが
「埋まらないと」結婚できない。
という深層心理が働いており、
自分磨きに躍起になり、完璧を求め続けていた。
そして、更にはお相手にも完璧を求め、
ジャッジをしまくってしまい
結果、交際や新規デートもあまりうまく行っていなかった。
自分にも相手にも完璧を求めてしまっては
一生そのチャンスはこないだろう。
私ができることや、やってきたこと、
持っているもので、
ワタシの価値というものは、変わらない。
赤ちゃんは、
1人で何もできない。ほっておくと死んでしまう。
だけども、存在しているだけで価値がある。
ニッコリと微笑むだけで
周りに最高のハッピーをくれる。
本来は、皆、そういう存在だった。
いつの間にか
親や社会から期待され、
理想像を勝手に押し付けられて
その理想に近づかないと存在意義がないという
” 呪い ”を植え付けられる。
彼女は、特に周りの期待が大きい環境の中で育ったのだろう。
そんな話をしたら
彼女は目を潤ませていた。
ある「べき」理想を追い求めすぎて
そこに到達しない自分を責めるのではなく
ある「まま」の自分を認めて
素晴らしい存在だということを感じる。
それが彼女にとっての
婚活成功の1番の近道だった。
それが誰もが羨むバリキャリ女子の
結婚できない本当の理由であった。
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そして、人それぞれ、超えるべき壁は違う。
是非、自分の壁はどこなのか。気になった方は
一度お気軽にご相談してみてくださいね。
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