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哲子の部屋(シリーズあとがき)

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哲子   はるかちゃん、千秋楽お疲れ様
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はるか  ありがとう・・・って、なに?このシチュエーション

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哲子  はるかちゃんの「あへ顔」、かわいいねって思った

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はるか  ちょい待て、何でおまえがそれを言う・・。

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・・・・ちょ、アップで出さないでよ!
で、なんで「哲子の部屋」なんだろう?・・ここ。

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哲子  うん、センセーに頼んで、「恋愛の科学」をね、二人で討論しなさいって
はるか いや、それは完璧な手抜きだと思う。そのうち、「読者の投稿欄」なんて感じで、丸投げ路線する感じだよ、「i」センセーは。

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哲子  ところで、はるかちゃん、あたしもこないだ、関門を抜けたよ
はるか おお、感想はいかがですか?

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哲子 あ、そうか・・。ってかんじかな。

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はるか あたしもそうかな・・。なんでだろ。

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哲子  おもうにね、「身体をあわせた」段階で、アニムスの一つが
    夢から現実になったって、「身体」で感じたんじゃないかって。

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はるか にっちゃんはいつも難しいこと言うからついて行けない。まず、  「アニムス」って何よ?

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哲子 あたしたちの中にいる「男性の類型」っていう感じかな。ぶっちゃけ男性ってこうかなっていうか、男性に求める要素って感じだね。

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はるか  物理的に・・っていうのは、確かに感じたな。それが、想いと感覚との一致っていうか、体感したって言うか・・。

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哲子  カッコいいこといってたけど、完全な形で「体感」したことで、あたしはやっと「処女」やのうなったって思うたよ・・。うまくはいえないけど、そうなんやね・・。

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はるか  あたしも、何か一つの「呪縛」が解けたっていう感じかな・・。
だから、なに?・・みたいな。

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伊集院先生 おそらく二人とも、よい形で身体のあわせ方をした。と考えられる。女性の深層心理として、「男性には力で勝てない」という感覚がある。哲子くんが言った「アニムス」の根本がそれだ。女性が処女喪失で怖いと思うのは、それがあるからだ。

 力尽くでない、優しい、あるいは男性が意外にも自分を体感的に「包んでくれた」そういう実感があった。それが、「愛」への第一歩となったのではないかな・・。
 すなわち、「男性」であるという意味に気づいたということかも知れないが、それを自覚できたかどうかだ。・・・「だから、なに?」はその心情の萌芽なのかも知れないね。
 わしは女性ではないから推測の域を出ないが、経験上、そう感じるよ。しかしながら、もっとたくさんの「ちがうで~」というような二人へのアドバイスが、コメントに殺到するといいねぇ。

はるか・哲子  はい、先生の説明だけじゃ不十分だし~

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