17歳で母になり、20年。こんな人生、歩いてた。
noteの固定ページをつくるため
Life Storyをまとめてみました。
短くすると、こんなことが書いてあります。
普通の女子高生が、17歳で母になることを選び、結婚。数年後に離婚。
シングルマザーになり、いくつも仕事を掛け持ちして、なんとか暮らしを軌道に乗せる。
国際協力に興味を持ち、23歳から通信制大学へ。
25歳から教師を志し、28歳で小学校教師へ。
日本の教育現場に違和感を覚え、多様な教育に出会う。
オランダに3度渡り、イエナプラン教育専門家となる。
日本で初めてのイエナプランスクール大日向小学校で2年間勤務するも、
体を壊し、退職。
「大人も子どもも幸せに生きる教育」を実現するために 何ができるのかを模索中。
興味をもった方は、読んでもらえるとうれしいです。
<Life Story Ⅰ 17歳の母>
「妊娠してますね」
お医者さんは淡々と言った。
この時から私の人生は大きく変わった。
<Life StoryⅡ 若年出産の育児>
「若く産んで、苦労したでしょ?」
何度も聞かれた質問。
逆に聞きたい。
苦労のない育児
なんてあるのかな。
<LifeStory Ⅲ 若年出産の仕事>
息子が4歳の時に別居。
実家に出戻った。
高卒。社会経験ゼロ。貯金ゼロ。
9つの仕事を経験して
2つの資格を勉強した。
あえて、全部書いてみた。
<LifeStory Ⅳ 国連目指し、教師へ>
会ったこともない男の子を
助けたいって思った
自分がもらってきた恩を
誰かに返したかっただけかもしれない
<LifeStory Ⅴ イエナプラン教育との出会い>
教師という役割を演じることで
個人がなくなり、
大事なものを見失うほど、
何かに追われた毎日。
教師という鎧の重さを知った。
<LifeStory Ⅵ オランダのJenaplanが教えてくれたこと>
この国やこの国の教育は特別ではない。
おそらく特別な国や教育など、
世界には一つもないだろう。
どの国も同じような課題を抱え、
それらと共存しながら命をつないでいる。
<LifeStory Ⅶ ヨルダンのお話>
もちろん、人と関わることで
面倒になることもある。
でも彼らは、毎日の口喧嘩のように
その面倒なことに
人生の時間を使っていた。
<Life StoryⅧ オンラインコミュニティ「教室のえんがわ」>
教育に関わる人たちの、「繋がり」をうむ場所。
「対話」ができる機会。
自分にとっての「幸せ」を考える時間。
そんな空間をつくりたいって思った。
<Life Story Ⅸ 移住。そして大日向小学校へ。>
ある子の言葉が、ずっと残ってる。
「ここに来て変わったことは
誰かと比べて、自分が嫌になることが減った。
あの子にはこれができるって分かっても、
じゃあ、自分には何ができるだろうって
考えるようになった。」
この変化は、この子の人生に
どれだけの豊かさを、生み出すだろう。
<Last 大日向小学校、退職。そして、これから。>
ふみ出す勇気のない私を
体が助けてくれた。
乗ってたレールから無理やりおろして
新しいレールに乗っけてくれた。
それは、17歳から始まった
「誰かのための人生」を終わりにするため。
もう
息子のためでも
社会のためでも
子供たちのためでもなく
自分のために生きること。
体は、それをさせるために
すぐに治せるくらいだけ
壊れてくれたんだと思う。