日本株は蘇るのか!?
日本株は蘇るのか!?
日本、197位。(世界200か国・地域中)
思わず唸ってしまうようなデータが取り上げられている記事が掲載されていました。
これは何の順位かというと、投資という視点から見た国の魅力です。
つまり、日本の魅力は無い!?
具体的にいうと、各国の国内総生産(GDP )に対する、海外からの累積投資額の割合です。
公式にすると、海外からの投資額/国のGDP。
それが、我が国日本は下から4番目ということになります。
ちなみに、日本以下の国々は、ネパール、イラン、イラクの3国。
反対に最上位は、英領バージン諸島、ケイマン諸島、キプロス。
米国は、77位で90%ぐらい。
日本は5.2%。
北の、あの国でさえ5.9%と、わずかながら日本を上回っています。
理由は、市場としての日本の魅力が海外から見て見劣りしているからです。
日本の上場企業は国内需要に依存しているという事実があります。
この国内需要が低迷すれば(というか低迷していますが)、日本企業への成長も期待されていません。
記事では、期待されない理由として
人口減で縮小均衡に陥っていること、経営層が英語でコミュニケーションを取れないこと、日本の研究開発の最大の課題である人手不足が指摘されていること、高度人材が少ないことなどが列挙されています。
そのような中、台湾の、そして世界の半導体企業TSMCが日本進出を決めました。
その理由は、日本政府の支援です。
最大4760億円支給すると報道されています。
ただ、その支援も欧米に比較すると少ない規模であるとも指摘されています。
21年の日本の潜在成長率は0.5%で、これからの日本の成長についても、厳しい目線が注がれているのも事実です。
良くても現状維持だと見られてもいます。
ますます世界との差が開いていってしまうことで、日本株も低迷したまま推移してしまう可能性も否定できません。
官民両面での対策がマストです。
『 』内、参考・引用
3/4 日本経済新聞
【日本の魅力、世界197位】より
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