人間=目+脳+手足
はじめに
最近は、AIに関する記事が毎日のように配信されています。これらは「まるで人間のようだ」というような書かれ方がされることがありますが、今回はこの「人間のようだ」とはどういうことなのかについて考えていきます。
「自動運転するクルマ」=「目+脳+足」
AIはありとあらゆる分野に活用されますが、日本の政府も後押ししているものに「自動運転」があります。
ここで示されている図を見ると、これまで人間の目や脳が行っていたことをAIが代替することがわかります。これは、
人間が持つ目と脳の機能(の一部)をクルマに実装した
と言えます。また、クルマというのは、元々馬や籠などの代替品です。つまり、足の拡張と捉えることができます。つまり、
自動運転するクルマとは、人間の目+脳+足が拡張されたモノ
と解釈することができます。確かに、目や脳の機能を代替してくれるAIは「まるで人間のようだ」と言われても納得性があります
本質は「IPO」
そもそも、あらゆる処理系は「入力・処理・出力(IPO)」で成り立っています。
上の文ではExcelを例に書かれていますが、入力・処理・出力はありとあらゆるシステム全般に言うことができます。
おわりに ~ 人間を機能で分けるとAIやロボットに何をさせるか?がわかる
このように、あらゆるシステムは入力・処理・出力を持っているのですが、これは言い換えると
「人間」も入力・処理・出力を持つ処理系
であるということができます。この場合、
入力=目
処理=脳
出力=手や足
ということができるわけです。2021年12月にまとめた絵をご覧ください。
そして、この形で整理すると、最近特に話題になっている
人間のどんな仕事をAIやロボットに代替させたらよいか?
を考えることができます。この点については、今後もどんどんご紹介していきます。
(この項つづく)
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