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「ファンタスティック・プラネット」に揺さぶられる感情


突然ですが、「ファンタスティック・プラネット」という映画をご存知ですか?ひとまず以下の予告動画を見てみてください(笑)


「うわ、、めっちゃ不気味」っていう感想を持つ人が9割くらいいると思うのですが、もれなく僕もその感覚を持ちました(笑)

ただ、なんとも言えない、何かごわーーっとした感情が心の奥底でうずめいている感じがしました。


これは1973年のフランスの映画なのですが、そもそもこれを知ったきっかけは以下の曲でした↓


これは志人というラッパーの「禁断の惑星」という曲なのですが、そのミュージックビデオに、先ほど紹介した「ファンタスティック・プラネット」の映像が使われています。

大学生の時に初めてこれをみた時にめちゃくちゃぞわっとしたことを覚えています。特にこの歌の中で「太陽なんてとうの昔に消えたよ」という歌詞があるのですが、そこはなんか震えました(笑)


なぜこの表現に震えるのか?

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改めてですが、「ファンタスティック・プラネット」は、とにかく音楽や映像、世界観からして、不気味でならないのですが、そこに惹かれているのも間違いないんです。

一体それはなぜなのか?


で、結論ひとことで言えば、「自分の心の中にあるマイナス感情に触れるから」なのかなと思いました。

もう少し具体的に言うと、「人間の世界に存在する“切なさ”や“儚さ”がストレートに伝わってくるから」かなと思います。


こんなことを書いていると、とある記憶が蘇ってきました。

僕が小学生くらいの頃の記憶なのですが、ゲームセンターで遊んでいる自分を客観視して、急に虚しくなることがあったんです。また、ゲームセンターでボタンを連打している知らない子供を見た時にも、同じような虚しさ、切なさみたいな感情が生まれていました。

(こんなこと思ったことある人いるのかな?笑)


人工的に作られたコインゲームを目の前にして、「おらぁぁぁ」と本気でコインを投入している姿や、ボタン強く叩いている姿を見ていると、「支配されている人間」をまじまじと見せられている感じがするし、でも自分もその人間だし…

みたいなことを思っていました。なんだろう、なんかすごく悲しくなってくるんですよね、、、(笑)


話を戻すと、「ファンタスティック・プラネット」や、「禁断の惑星」のミュージックビデオを観た時、ゲームセンターで感じた時と近い感情が生まれてくるんです。

ひとつ言えることとしては、その感情は決して感じたく無いものではないということ。むしろ、「臭いものを何度も嗅いでしまう」ような感覚に近くて、何度も感じたくなってしまいます。

ホントに不思議な感情です。


渋谷HUMAXシネマで上映中!!

なんと、現在上映中らしいのです↓


めちゃくちゃ人気みたいで、2020年にも上映した時には一瞬で満席になってしまったみたいです。

これは、、、行くしかない、、、


今日は以上でーす!


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