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【読書の付箋】ソース原理とは何か(『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』トム・ニクソン著、2022年、英治出版)

不定期かつ習慣的に読書するごく平凡な日常。
スローリーディングが好きなので、遅読ですが、その日に読んだ本の、その日に読んだ部分だけ、自分なりの湯上がり感を、綴ります。

今日の書籍は、
『すべては1人から始まる――ビッグアイデアに向かって人と組織が動き出す「ソース原理」の力』(トム・ニクソン著、2022年、英治出版)

【今日の付箋】
ソース原理とは何か。


多くの人を巻き込みながら意義深いアイデアを実現していく時の創造性の観点では、物語(ストーリー)はとりわけ重要だ。ストーリーは、過去を理解し、共通の現実をつくり出し、他者との繋がりを可能にする。ストーリーテリングの力は、誰しもが自分の中から呼び覚すことができるポテンシャルを持つ。思想家ピーター・カーニックは、この力を【ソース】と呼ぶ。

ソースを発揮する人は、まだ存在しない未来を思い描き、それを現実化させる創造力を持つ。そして、この様な人は、今まさにこの瞬間に充実して生き、存分に創造性を発揮することを楽しむ。

誰の中にも存在するソースを呼び覚まし育んでいくことで、大胆なアイデアは思い描かれ現実化される。ソースは、未来を描き現実化する。

次回は、「ビッグアイデアは1人では実現できない」

【ひとこと】

ストーリデリングの作用を用いてアイデアを現実化する創造力。この力は誰しもが内在する力で、それを“ソース”と呼ぶ。ティール組織のいくつかの事例が、変革の起点として、1人のリーダーのアイデアからスタートしていることを考えた時、ソースと結びつくのではないか。この様な話がこの後、本から読めるのではないかと期待。

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