【読書の付箋】組織開発の事例:オージス総研「現場を巻き込んで風土改善する【アジャイル改善塾】の仕掛け」(『組織開発の探求』(中原淳・中村和彦著、ダイヤモンドか社、2023年)
不定期かつ習慣的に読書するごく平凡な日常。
スローリーディングが好きなので、遅読ですが、その日に読んだ本の、その日に読んだ部分だけ、自分なりの湯上がり感を、綴ります。
今日の書籍は、
『組織開発の探求』(中原淳・中村和彦著、ダイヤモンドか社、2023年)
【今日の付箋】
「顧客にとって価値ある提案をできているのかという問い
(オージス総研「現場を巻き込んで風土改善する【アジャイル改善塾】の仕掛け」)
「アジャイル改善塾」の全社活動の起点は、社長の一言から。「うちの社員はプレゼンが下手。トヨタのなぜを5回繰り返すみたいなのが必要」
その一言を機会に、役員・管理層が集まりディスカッションする中で、“顧客視点で深く考える姿勢の乏しさ”が浮き彫りに。
従来から、プレゼンテーション力・問題解決力のスキル研修は行っていたが、現場での実践に繋がっていなかった。“研修移転”(学びが実践され成果を上げる)の移転が少ないという課題。
次回は、「現場の変化にも素早く対応できる様な組織風土にしたい」
【ひとこと】
ティール組織の考え方からすると、オレンジまたはグリーン組織として、オージス総研さんの取り組みを読む。問題発見の起点から課題の把握まで。次回から組織開発の取り組みになる。非常に楽しみ。