【読書の付箋】事業部内での知識の転移(『知識創造企業』野中郁次郎・竹内弘高著、梅本勝博訳)
不定期かつ習慣的に読書するごく平凡な日常。
スローリーディングが好きなので、遅読ですが、その日に読んだ本の、その日に読んだ部分だけ、自分なりの湯上がり感を、綴ります。
今日の書籍は、
『知識創造企業』(野中郁次郎・竹内弘高著、梅本勝博訳
【今日の付箋】
事業部内での知識の転移
プロジェクトとして行われた、ホームベーカリーのサクセスストーリーに触発され、松下全体に影響は波及。
〈転移した知識〉
・組織内でアイデアを潰し合わず、協力し合えれば革新的製品が開発できる。
・「イージーリッチ」を具現化した製品を開発すれば、消費者は肯定的に反応する。
・消費者の日常生活の夢を問い、ニーズを満たす「コンセプトを創る」価値。
これらの知識の転移により、松下電器全体をカバーするグランド・コンセプト(ヒューマン・エレクトロニクス〜「人にやさしい」製品を開発しよう)が創られる。
次回は、「3.第二の知識創造スパイラル」
【ひとこと】
一部のプロジェクトから始まった知識創造スパイラルが、全社へに波及する「知識の転移」