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新年度ということで感情を整える

本来であればインドネシアに出張するはずの予定がキャンセルとなり、すっぽり予定が空いた。大型のイベント、新規クライアント、社外取締役を務める会社に初めての訪問と楽しみな予定が詰まっていたが、うまく回らない時は回らない。

「純喫茶のフィルターを通した食とコーヒー」をテーマに据えた会社を一緒に始めたWAGYUMAFIAの浜田さんは既にロンドン、スペインを飛び回っているのにな、と思いつつ自分もそろそろかなーと思う。

いつもであればR&D、イベント、企画、視察、アドミン、MTGに次ぐMTGとスケジュールに追われててんてこ舞いなので、新年度を迎えるにあたり、この空いた時間を改めて自分自身を見つめ直す時間に当てようと思った。

私生活でも変化の多いコロナ禍だった。まずコロナ禍をきっかけに、思いっきり都内に引っ越した。元々家賃にお金をかけるのがアホらしいと思うタイプだったし、年間200日以上海外で過ごしていたこともあり、都内に住む理由がなかった。

ただ、コロナになって多くの人がリモートワークとなり郊外へ引越しする中、今が思いっきり都内に行くチャンスだろうと思った。浜田さんにもずっと誘われていたし。結果コロナ禍最大の成果だったと思う。東京に来て一気にクリエイティビティが刺激されたし、未だかつてないほどトレンドに敏感になった。生産性も倍増。

さて、タイトルの話だけれども、立ち止まると考えることも増える。自分が成長できている気がしない、というセンチメンタルな悩みに気づいてしまった。がむしゃらに働いていると気にもしないのだが、立ち止まると急に不安を覚える。だからこそ、自分を客観視できる余暇は大事なんだろうな。

じゃあ成長し続けるためにどうすべきか、帰宅して本を読む?それとも論文を読みこむ?思考する時間にする?ソファーに座ってNETFLIX見たりYOUTUBE見る心地よさには絶対勝てないだろうな。無理しすぎると自己嫌悪のループに陥る状況も見えるし。

結論「何もしない状況に慣れる」ことからスタートしようと決めた。携帯を置いて、ボーッと過ごす。このヒマな状況に慣れることからスタートしてみる。その後徐々に質の高いインプットをできるようにする。

このプロセスって何かに似てるなーと思ったら、筋トレだった。筋トレを始めた時も最初は辛くてジムに行くのが嫌すぎてしょうがなかった。何が言いたいかというと、何事も「我慢して継続することで習慣となる」ということだ。

写真はダミアンハーストの桜展。昔から大好きなアーティストの桜より桜らしい作品に春の訪れを更に強く感じる。

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