水族館の深海魚🐟深海魚の捕まえ方🐟
皆さん、こんにちはー!!
ひこまるです!
昨日、深夜にnoteを書いていたのですが、誤って、ほぼ完成していた物を消してしまいました、、、😇
本当に何故そんなことをしたのか、意味がわからないのですが、
深夜の作業はよくないということを痛感しました。
しばらく経って、精神が回復したら、✖️ボタン一つで破壊された記事を再度書くと思います(笑)
その際はぜひよろしくお願いします!☺️
ところで皆さんは、何か嫌なことがあった時、どのようにリフレッシュをしますか??
ランニングや読書など、手軽にできることも多いですが、少し遠くに遊びにいくのも良い気分転換になりますよね。
ひこまるは、水族館が好きで休日によく行っていました。
水族館では、イルカやペンギンのコーナーはもちろん見に行きますが、
深海魚コーナーも見ていて非常に楽しいです!
びっくりするような特徴を持っている魚が多くて、見ていて飽きないです!
深海魚に関して、ひこまるはいつも気になっていることがありました。
それは「どのようにして深海魚を捕まえてくるのか」ということです。
深海に人間が行くのは簡単なことではないですし、
深海で捕まえた魚を地上に運んだら、問題が起きてしまうのではないかなど、様々な疑問が湧いてきます!
本日は、「水族館などに運ばれる深海魚はどのように捕まえるのか」について調べてみました!
コラムを読む時間のない皆さんのためのまとめです!
✅深海魚を捕まえるためには、長い釣り糸を使って釣る方法と、浅い場所にいる幼魚を捕まえる方法がある。
✅釣る場合は、水圧が変化した影響を抑えるために魚のガス抜きをする。
その後、徐々に水圧の低い環境に慣らして、水族館で飼えるようにする。
こんな人にオススメ
・魚が好きな人
・自然科学が好きな人
・理科に苦手意識を持つ人
ひこまるの記事で、理科好きな人を1000人増やしたい!☺️
本日もよろしくお願いします。
水圧が急激に変化する問題点
先ほど、「深海で捕まえた魚を地上に連れてくると様々な問題が起こるのではにか」と記述しました。
では、深海の魚を地上に連れてくることで、どんな問題が起こるのか確認してみましょう!
皆さんは、圧力という言葉を聞いたことがあると思います。
例えば、地上で買ったポテトチップスの袋を持って、富士山を登っていくと袋が膨らむ現象が起きます。これは、地上と富士山での圧力の差で起こります。
(写真の引用は最後にまとめてあげます。)
このように、圧力が変わる環境では、空気が膨張、または逆に収縮するのですね。
では、話を水に戻しましょう。
水の重さによって起こる圧力は、水圧と呼ばれます。
深海魚が多くいる深海200 mでは、その水圧は1平方センチメートル(チョコボール1、2粒くらいの面積)あたり20 kgもの圧力がかかっています。
当然、そのような状態に適応した深海魚を地上に運べば、魚の中の空気が膨張して、破裂してしまう危険性があります。
また、仮に高圧の状態のまま、うまく地上に持って来ることができたとしても、高圧の水槽で飼育するのは大変です。
圧力が高すぎる水槽では、飼育員の方が気軽に入ることができません。
深海魚の捕まえ方1 ; 200m遠くに届く釣竿で釣る方法
では、先ほどの水圧のことを踏まえた上で、深海魚を捕まえる方法について学んで行きましょう。
方法は大きく2つあります。
一つ目は、深海にいる魚を捕まえた後、地上の圧力に適応させる方法です。
突然ですが、質問です!
皆さんは、深海にいる魚をどのようにして捕まえるかご存知ですか??
現在の主流の方法は、非常に長い糸を付けた釣竿で釣るというものです!!
深海200m(場合によっては、それ以上深いところ)にいる魚を一本の釣竿で釣り上げる!!
ひこまる、調べててめっちゃびっくりしました!!
しかし、先ほどの説明の通り、地上にあげてしまえば、圧力の差で魚の体に大きな負荷をかけてしまします。
そこで、吊り上げた魚に素早く細い注射針を刺します。
そうすることによって、魚の内部の空気を外に逃し、膨張しすぎるのを防ぐのです。
また、それでも急激に圧力差を感じることは魚にとって大きなストレスなので、釣り上げてすぐに、高めの水圧に設定された水槽に移します。
そこから少しずつ圧力を下げていき、水族館のような普通の水槽でも暮らせるように慣らしていくのです。
深海魚の捕まえ方2 ; 浅いところに住む幼魚を捕まえる
2つ目の方法は、浅い場所(水深数m)に住む幼魚を捕まえる方法です。
深海魚の、ハシキンメやイシナギなどの魚は、成魚こそ深海で生活をしておりますが、幼魚は水深数mの浅い場所で生活をしています。
そのため、幼魚であれば、普通の水槽で飼っても圧力による影響を受けません。
幼魚の時に捕まえることができれば、それを育てて水族館で展示するという方法が非常に簡単です。
鮮やかな赤の金目鯛
最後に、ちょっとした深海魚にまつわる豆知識をお話しして終わりにしようと思います。
深海魚は、黒や茶色など、地味な色をしている魚が非常に多いような印象を受けます。
これは、深海魚が住んでいる場所が、水底などであるため、土と同じ色にすることで隠れることができるからです。
しかし、高級魚で知られる金目鯛は深海の魚にもかかわらず、非常に鮮やかな赤色をしています。
これでは、すぐに他の魚などの餌食になってしまうのではないでしょうか?
しかし、この赤色は、黒と同様に深海では最も見えにくい色なのです。
実に不思議な現象なのですが、
水は無色透明な一方、海は青く見えます。
水は厚みを持つと、青の光のみを通す性質があるのです。
深海は非常に深いので、青色の光のみしか届かないため、赤色の金目鯛は真っ黒に見えるのです。
(丁度、青いマーカーペンで引いたところを赤シートで隠すと真っ黒になるのと同じです。)
「何故、水は厚みを持つと青の光しか通さないのか」については、いつかコラムをしようと思います。
その際はぜひお付き合いください。
まとめ
いかがだったでしょうか?
深海魚の捕まえ方と深海魚の豆知識について学びました。
このような知識を持って水族館に行くと、きっといつもより楽しめるのではないかと思います。
気をつけるべき点は、デートで深海魚の捕まえ方をダラダラ解説したら、うざがられそうな事くらいです(笑)
次のコラムもぜひよろしくお願いします!!
参考HP