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ゲイ小説と方言 20.6.9

イライラのあまり、精神が乱れ(いつも乱れているように見えるかもしれないが、特におかしくなり)、方言を連発してしまったが、思い返すに、いつもよりもラフな言葉遣いだったかもしれない。

これは、我が地方の方言に「敬語」が存在しないからではないかと推察する。
うちの地方の人が、目上の人に失礼のないように話すとしたら、

イントネーションは方言・しゃべっている言葉自体は標準語
方言の最後に「~です」など、方言と標準語のチャンポン

のパターンが考えられる。
他の地域はどうなのだろう。

以前、『科捜●の女』の主役コンビ(沢口さん・内藤さん。ともに関西出身)が、バラエティー番組で、方言で話そうということになったものの、それまで沢口さん敬語で話していたのが「そやなー」となり、「関西弁だと敬語ではなくなる」と言っていた。


ちなみに、うちの地域の方言は、超難解なことでも知られ、かつ、
怒っているような
不機嫌なような
ぶっきらぼうなような
感じで聴こえるらしい。

そんなつもりはないのだが。


ちなみに、ゲイ小説では、どちらかと言えば西日本の方言が見られるが、土着性に基づく官能を呼び起こしてなかなか良い。が、東北となると、「オラ、●●だぁ」など、「なんちゃって方言」が多少目について、なんだかなぁ、という印象。

つい先日、ツイッターでもRTさせていただいた山形弁のゲイ小説(18禁)を拝見したが、方言がわからない部分もあったものの、非東北人よりは、理解できる部分は多かったと思われる。
作中の展開のように、方言を使うと急に互いの心理的距離が縮まるのは、やはり敬語・標準語のようにかしこまっていないからだろう。


とは言え、ガチ方言を自作の中に取り入れるのは、こないだのアンケート結果からしても、難しいべな……。

【CM】
押忍! 押忍! 押忍!
「ん? 応援の練習か?」
いいえ、ゲイ小説の中のえっちなシーンです。

あくまでフィクションです。

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