自分が本当のことを言わなくなった理由
自分は本当のことが言えなくなりました。
何故か。
自分は自分にとって嫌なことがあると、じっと我慢に我慢を重ね、返す言葉がなくなってしまったとき、激怒して相手に怒ったりしてしまっていました。
普段から怒る回数が少なかった自分にとって、相手の勝手なイメージから、自分を責めた相手の言動や態度に関わらず、激怒した自分の態度が怖いと言い、責められて激怒した自分が悪くなってしまうことが原因だ、そう思っています。
すると、さんざん責められている自分は嫌な思いをして耐え、我慢に我慢を重ねたあとで感情を表に出した瞬間に、「怖い」と、立場をすり替えられ、本来の目的以外のことにすり替えられて悪者になってしまう、これが理不尽でなりませんでした。
これが幾度か繰り返され、学んだことといえば、どう転がっても自分は最終的に悪者としてフイニッシュしてしまい、自分の言い分や感情は相手にとってはどうでもよくなってしまう、ということを。
これによって、自分は感情を抑え、自分の主義主張を控えることで自分の居場所を確保してきました。
言わないよりは言って後悔したほうがいい、とは
世間的には言うようですが、言って後悔、もそうですが身の回りのあらゆることまで自分理由にされて失ってしまうことにとても消失感を覚えます。
だったら、言わずに後悔してでも、失うものを最小限に食い止めようという防御が働くようになってしまいました。
そんなことでは駄目だ、そういう人もいるでしょうけれども、自分はそうすることで居場所を見つけ、好感を持たれて今に至ります。
今でも理不尽な思いをしますが、失うものは自分の感情だけで充分だとも思ってます。ひとまず怒りの感情は人前では出さなくてもなんとか大丈夫になりましたけどね。
だからなのかもしれませんが、人生一度きりだからと言いたい放題言う人が嫌で、近くにいたくないとさえ思います。
甘いと言われようが、そういう時間を過ごしてしまった自分ですから仕方ないな、とも思ってます。
ただ、こう思うようにはしています。
期待しなければ失望もしないから感情も現れない。
なかなか出来ませんけどね。
(まあ、読んでもらう人が明らかに少ないってわかっているからこうして書くことができた、とも言えます。)
こんな人間です。
薬でも飲んで、変われるものなら変わってみたいですが、自分が変われても、相手は何も変わらないですから。
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