絵じゃなくて「命」が描きたい
『ソッカの美術解剖学ノート』を読んでハッとした。
人体を描くということは、生命のある場面を描写することそのものです。 『ソッカの美術解剖学ノート』p.20より
この部分を読んで、私がなぜアルフォンス・ミュシャの描く女性や、映画タイタニックでケイト・ウィンスレットが演じた「ローズ」から目が離せなかったのかが分かった。
どちらも肉感的で、肌や身体が生命力に満ちあふれていて、それがとても美しいと感じていたのだろう。
美術解剖学ノートを読んでいて、ようやく「絵じゃなくて"命"が描きたかったんだ!!」と気づくことができた。
とても意味のある出来事だった。