[二十四節気:清明]カツオと筍のココナッツミルクカレー
二十四節気スパイスカレーチャレンジ
今年は二十四節気スパイスカレーにチャレンジします。
そんなムーブメントがあるわけではないのですが、3/30に飛騨高山で開催された講演会「地球暦のおはなし」に強烈なインスパイアを受けての思いつきのような企画です。暦を軸にして1年を巡りながらスパイスや食材と向き合う事で何が見えてくるのか?というのが楽しみで仕方ありません。
皆さんもよかったら公開していくレシピを作りながら、この1年の暦のめぐりを共に感じてみませんか?
まずは4/4の「晴明」からスタートですが、アップするのが遅れてもう既に「穀雨」となってしまいました。スミマセン…
二十四節気「清明」
2024/4/4〜18「晴明」。
"新芽が息吹く、固かった蕾が膨らみ花が咲く、小鳥が楽しそうにさえずる。すべてのものが生き生きとし清らかになる。それが清明です。"(テーブルマーク 二十四節気ごはんメニューより引用)
なるほど我が家の周りでも小鳥が鳴き始めました。天気が良ければ昼間は暖房も要らず、窓からは暖かい日差しと心地よい風が吹いてきます。
なんのストレスもなくただただ気持ち良い日…というのはなかなかありません。
そんな晴明の日に作るスパイスカレーは
「カツオと筍のココナッツミルクカレー」
フェンネル、マスタードシードと「基本のカレーパウダー"マイルド"」で香りをブーストさせたカツオと筍にレモンを搾った春のカレーです。菜花とレモンピールのほろ苦さも感じられます。
【カツオと筍のココナッツミルクカレー】
材料 ー4人分ー
□植物油 大さじ3
□フェンネルシード 小さじ1/2 (テンパリング用ホールスパイス)
□マスタードシード 小さじ1/2 (テンパリング用ホールスパイス)
□唐辛子 1本 (テンパリング用ホールスパイス)
□にんにく 1かけ(10g)
□生姜 1かけ(10g)
□玉ねぎ 1個
□トマト 1個
□カツオ 200g
□筍 100g
□菜の花 100g
□ココナッツミルク 160g
□塩 小さじ1
□基本のカレーパウダー”マイルド” 大さじ2
□レモン 1/2個
□カツオ出汁 150cc
下準備
タマネギ、にんにく、生姜はみじん切りに、トマトは角切りにする。
カツオは食べやすい大きさ(2cm角くらい)に切っておく。
筍も湯がいて食べやすい大きさ(2cm角くらい)に切っておく。
菜の花はボイルして3〜4cmに切っておく。
手順
鍋に植物油を入れ、ホールスパイスを入れ弱火でテンパリングする。
1に玉ねぎ、にんにく、生姜を入れ中火でキツネ色になるまで炒めたらトマトを入れ強火でさらに炒め水分を飛ばし、カレーパウダーと塩を入れて粉気がなくなるまで良く混ぜる。
2にココナッツミルク、カツオ出汁、カツオ、筍を入れ10分ほど煮込む。
3にレモンを絞って最後に塩で味を調整したら出来上がり。
カツオと筍、菜の花の春の香りがスパイスとレモンの香りと共に上がってくる…そんなカレーです。オーガニックレモンをお使いであれば、お好みでレモンピールを刻んで入れると、菜の花と共にほろ苦さも加わって、口の中で味の移り変わりが楽しめます。
「清明]のフレッシュな芽吹きのエネルギーをイメージしながらお召し上がりください。
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