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[二十四節気:立夏]アスパラガスのグリーンカレー
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二十四節気「立夏」
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2024/5/5〜5/19「立夏」。
GWに入った4月の末からもう既に夏のような気温。
僕の住む飛騨古川では4月の後半〜5月初めに各地区の例大祭が集中していて、我が家のある集落の祭りは5月3日。
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今年ほど天候の心配をしない年も珍しいくらい過ごしやすい春の終わりでした。里山を見上げればいつの間にか桜に変わってまばゆいような新緑。
5月3日の集落の祭りでは神社の境内に張られた幕を揺らす風に初夏を感じさせる香りがありました。
そして5月5日。立夏。夏の始まりに相応しい突き抜けるような晴天に気持ちの良い風。
春分から夏至に向けた四半期の真ん中。1日の中の時間でいうと午前9時頃だそうです。
頭も冴えてカラダ全体がエネルギーに満ち溢れた季節。なんだかよくわからないけれど、この時期は何をやっても上手くいきそうな気さえします…(もちろん世の中そうアマくはありませんが)
そんな夏の始まり「立夏」のカレーは「アスパラガスのグリーンカレー」
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GWのスッキリした天気とは裏腹に、スッキリしない世の中。
このまま道を間違えると変なところに行きかねないボーダラインの真上を歩いている感覚です。
だからこそ、立夏のカレーはスッキリと明るい、なんなら写真のレモンをみて口の中酸っぱくなっちゃてください〜というカレーにしました。
アスパラの風味と庭に生えてきた生命力強すぎのアップルミント、そしてレモンが爽快なカレーになりました。
そして米は、GWで食傷気味の胃に優しいバスマティライス。
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日本米の様にモチモチとしていないサラッとした軽さがスパイスカレーには良く合います。
血糖値上昇の目安となるグリセミック指数(GI値)が日本の米の約半分という優秀な低糖質食材でもあります。
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そんなステキなオーガニックのバスマティライスとスパイスがセットになった「ビリヤニ&スパイスカレーキット」が飛騨スパ研から先日発売されました。今回はまさにこのキットを使って作っています。
このnoteをアップしている本日からBASEでも購入できるようになりましたので後ほど下部にあるリンクより御覧ください。
【アスパラガスのグリーンカレー】
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材料 ー4人分ー
□植物油 大さじ3
□フェンネルシード 小さじ1/2 (テンパリング用ホールスパイス)
□マスタードシード 小さじ1/2 (テンパリング用ホールスパイス)
□クミンシード 小さじ1/2 (テンパリング用ホールスパイス)
□生青唐辛子(冷凍) 1本 (テンパリング用ホールスパイス)
□にんにく 1かけ(10g)
□生姜 1かけ(10g)
□玉ねぎ 1個
□アスパラガス 10本
□豚肩ロース肉 160g
□塩 小さじ2/3
□基本のカレーパウダー”マイルド” 大さじ2
□レモン果汁 1/2個分
□レモンピール 1/2個分
□バスマティライス 280g
□ココナッツミルク 160g
□アスパラ水 150ml
□ミント 適量
下準備
タマネギ、にんにく、生姜はみじん切りにしておく。
アスパラガスは根本半分をピーラーで皮を向き、5cm位の長さに切っておく。ピーラーで向いた皮は茹で用の鍋の中にいれ、分量外の塩をひとふりして一緒に茹でる。
頭の部分8本をトッピング用に2分ほど茹でて上げ、残りは柔らかくなるまで茹で茹で汁150mlと共にブレンダーにかけペースト状にしておく。この時に一緒にミントの葉っぱをひとつかみ入れてペーストにしておくと良い。
バスマティライスは30分水につけたのちザルに上げておく。
手順
鍋に植物油を入れ、ホールスパイスを入れ弱火でテンパリングする。
1に玉ねぎ、にんにく、生姜を入れ中火でキツネ色になるまで炒めたらカレーパウダーと塩を入れて粉気がなくなるまで良く混ぜカレーペーストを作る。
2のカレーペーストを鍋の半分に寄せ、残りのスペースで一口大に切った豚肉を炒め軽く焼色を付けたら、アスパラガスのペーストとココナッツミルクを加えよく混ぜ10分ほど煮込む。
別鍋に湯を沸かし、30分浸水したバスマティライスを10分茹でてザルに上げておく。
程よく煮込めたらレモンを絞ってよく混ぜ、バスマティライスを盛った皿にかけて、アスパラの頭の部分、レモンピール、ミントの葉をトッピングして出来上がり。
アスパラの濃厚な香りや旨味とミントとレモンの爽やかさが初夏の気持ちの良い風を彷彿とさせるカレーです。
是非チャレンジしてみてください。
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