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体内の有害金属も測定してみたところ・・・

こんにちは。こども未来クリエイターのひびてん先生です。

前回、自分と家族のミネラルを測定した結果、過剰なものはなく全体的に不足しているお話をしました。

では、同時に測定できた、いわゆる有害金属に分類されるものはどうだったのか?

お伝えします。

と、その前に有害金属とは何かということですが、

ミネラルのうち、体にとって有害なものが有害金属ですが、

アルミニウムは多くの食品や調理器具などに普通に含まれ、通常は問題にならないですし、

逆に必須ミネラルでも過剰になれば有害ですので、有害の定義が難しいのですが、基本的に体に不要なもの(多すぎなければ問題はない)とここでは考えます。

小学校で習った記憶が蘇ります。

水銀・・・水俣病

カドミウム・・・イタイイタイ病


さて、僕の有害金属の測定結果です。

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ん?幸い、過剰と判断されるものはないようです。

しかし、標準を超えて、やや高値が15項目中8項目も!

これは、大人だから蓄積して多くなっているのかも。


ということで、またまた11歳の息子もチェック。

ファイル_000 (1)

あらら?
父よりはいいけれど、何となく高値のものが似てるなあ。

でも、アルミニウムは父より多いああ。

食生活が関係しているのか?

今回我が家で高値だった有害金属について

アルミニウム

カドミウム

アルミニウム

アルミニウムは、土壌、水や空気中の塵など、自然界に広く存在し、摂取してもほとんど排泄されるので通常は問題ありません。

しかし、厚生労働省の調査(平成23年度~24年度)によると、

アルミニウムを含む食品を多く食べる場合の推計では、

基本的には、摂取しても排泄されるから問題ないのですが、

小児では摂取量の多い5%の人が許容量を超える可能性がある

ことがわかったそうです。大人は大丈夫でした。


アルミニウムの推定摂取量には、穀類加工品や菓子類などの寄与が大きく、これは、膨脹剤として使用される食品添加物(硫酸アルミニウムカリウムや硫酸アルミニウムアンモニウム)によるものと推察されたようです。

ベーキングパウダー(ふくらし粉)にも入っているようですので、ケーキとかホットケーキ食べすぎ注意?最近は、アルミニウムフリーのベーキングパウダーもあるようです。

あーー、うちの息子はお菓子、ホットケーキは食べすぎかなあ。。。

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銀を扱うことの多い写真家さんや宝石職人さんでは問題になりうるのでしょうけど、皮膚からも吸収されます。

銀塩として、坐薬、点鼻薬、点眼薬、消毒薬などから吸収されますが、通常は問題にならないでしょう。

ただし、よほど過剰ならやはり症状は出るようです。

参考)環境省の資料


カドミウム

イタイイタイ病で有名ですね。お米などの食品に含まれますが、当然通常の生活で問題にはならず、当然毎日お米を食べても問題ありません。

しかし、たばこの煙に多く含まれるので注意が必要です。

でも、うちの場合近くに喫煙者はいないんだけどなあ。。。


鉛は自然界に普通に存在し、食品からもわずかながら摂取されます。鉛の精神神経障害については、水道管や塗料に含まれたことから労働者の間で古くから問題になっていたようで、国も様々な規制をしてきたようです。

以前、米国で鉛入りのアクセサリーを小児が誤飲し、その後死亡したことから、やはり過剰な摂取は有害になります。特に小児と妊産婦さんは注意が必要かもしれません。


参考文献)環境中の鉛による健康影響について.内山巌雄氏 著


まとめ

さて、我が家は金属を扱う職業でもなく、これらの金属は主に食事や環境から摂取したと考えるのが妥当です。

有害金属は、土壌、水、空気中などの環境や食品に普通に存在しているようですので、おそらく人間は昔から便や尿として排泄できるよう進化してきたはずです。これらを全部避けるのは、無理!

だから、過度な心配は不要で、基本的に通常の生活で問題はないのですが、子どもの方が被害を受けやすいため、やはり大人が少し意識する必要はあるのかなと思いました。

膨らし粉を使ったお菓子の食べすぎは気をつけようかな。

お米、お野菜、お水にはちょっとこだわろうかな。

水、食事に少しだけ気を使い、室内の清掃をしっかり行う。そして、ミネラル・有害金属をチェックして軌道修正。

でも、大事なのは体内の処理能力向上でしょうね🤔

これしか思いつきませんでした。

誰か、いい知恵を授けてください。。。





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