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きた北海道でのコーヒー活動

北海道でコーヒーに携わってから気がつけば4年くらい経ちました。

みなさんがコーヒー屋をやるとなったら何を考えますか?

どんなスタイルで何を信念にもって活動をするのか

多くの方が考えることはまずコーヒー屋を開くことだと思う。
4年前の自分もそう考えていた。

まともに考えれば自分の城となる拠点を一つ作って
そこで焙煎したコーヒーを卸売するもよし、
コーヒースタンドにしたり食事をメインにカフェにするもよし
いわゆるみんなが目指すコーヒー屋がそこにある。

普通を普通に目指せたらどれだけ良いだろうか。

ここに門田という人間を当てはめるとそうはいかない。

18歳から社会の波に揉まれみんなの普通を自分にも当てはめようと
必死だったが10回も転職するありさま。

同じ時間に起きて出勤して毎日同じように働いて帰宅してご飯食べて風呂入って決まった時間に寝てを繰り返すだけで精神が病んでしまうありさま。

多数派の普通の暮らしが自分にはできず絶望した時期を乗り越えこうして
生きてみると案外なんとかなってる。

そんな自分がコーヒー業界で生きようとするとまずコーヒー屋という拠点を持とうという発想にはならない、ならないというより先にそれをやってしまうと自分の心が病みそうだから。コーヒー屋を否定する訳ではなく自分には
それが優先できないということ、初手コーヒー屋では無い。

店舗運営を除外すると残す道はイベント出店、間借りカフェ、卸売り業となる。
そしてここに北海道でもさらに北の道北というエリアを当てはめたとき
何をすべきなのかが自然と見えてくる。

何がヒットするかはわからないが少なくともこれをやったら心が病むよなと
やってはいけないことはわかる。

道北は人口密度が低く、各市町村は距離が離れていて、冬は雪が多い。

ここで商売をするということを多くの人は選ばない。
だからこそ居心地が良いのかもしれない。

自分らしさと生き方とやりたいことと日常と。
同じようでそれぞれ全く違う。

後悔せず日々を楽しく充実感をもって。

過去の失敗をもとにこれからも『自分』を見失わずに生きていく。


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