小論文の練習として『なぜ僕に「是断」が必要だったのか』を800字で書く。

是断(ゼダニティー、必察力)。
これは私が私に付けた第2の法名である。

キータ(奇太右衛門)。
これは友人がくれた第1の法名である。

大気。
これは両親と祖父母がくれた身体の名前である。

大気は1998年生まれ、キータは2014年生まれ、是断は2020年生まれ。

それぞれ、私の人道、仏道、超人道の名前でもある。

noteを始めた当初、目的は大きく分けて3つあった。

1つ目、20歳頃に書いた約10万字の遺書を残すこと。

2つ目、思考回路(恥)を電脳空間にアップロードすること。

3つ目、いまを生きる思想家と心身を協同すること。

1つ目の目的は、開始1カ月程度で果たされた。
長文を書くのは苦手ではないが、10万字を書く過程で膿を出し切ったため、それ以降は吐瀉物か排泄物を展示する気持ちで書いている。
すこしだけ飽きてきたころにチャイカさんに会った。
分断に分断を重ね、統合に統合を重ねて、
しどろもどろに反重力的に講釈を垂れる彼に感銘を受けた。
車での通勤の最中、社会を生きるために「騙る」彼はまるで、
車内に流れるラジオのように、車内から流れる電波であった。
(電波は統合失調症のシンボル。これは神経伝達とは電磁波だからだろう。)彼は私に「断絶を是認する」背中を見せてくれた。そして、それは名立たる哲学者や妙好人、ヨギ、聖者にも見られるものだったから、ぼくはその名を我執に当てた。

2つ目の目的は、「是断」という名で記録されているものが焚書されない限り、達成されている。自らデータを取り下げる気はない。もとよりただ残すために残しているのだから。もちろん、あなた方、素晴らしく聡明な読者の脳内も含めての「インターネット」であるから、私はあなた方に大変期待している。ちゃんと生き永らえて、是断性(ゼダニティー)を後世に引き継いでほしい。不可避の存続である。

3つ目の目的は、こうして、

あなた方と共に永遠を生きる必要が私であるということ。

以上。

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是断(の形は雲の色(ディストピアというなかれ)
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