嘘の分類:生命と虚構と真実「理想と不寛容の狭間にて」
1自覚的なウソ [行為]
{悪だくみ・詐欺・策略・戦略・意欲・思考}
自分が得をするための行為・仲間が得をするための行為
相手を貶めて穏便に略奪するための弁論
考えるという過程を要するものはだいたいこれ。
『生物はウソにまみれている。ウソを否定するものは命に否定される。』
2無自覚なウソ [行為]
{虚構・順応・慣れ・習慣・惰性・社会・創作・命・言葉}
すでに慣れ親しみ、自覚されなくなった嘘
多くの人が幼少期によく理解できなかったであろう、社会のルール、道徳、倫理などはこれ。
『ウソも慣れれば「正しさ」になる。』
3意識的なウソ [弁論]
{懺悔、後悔、反省}
嘘があったことを自覚したうえで行われる答弁。
「理由」や「責任」の話になるとみんなだいたいこれ。
逆接的な嘘のこと
「~するべきだったのに、~のために、そうした。」
「社会に対して私が過ちを犯した。」
「気づかれなければいいと思った。」
神にあらゆるウソを指摘されたら、誰一人生きては残れないだろう。
『理想と不寛容のコンビネーションが嘘を作り出す。』
4無意識なウソ [弁論]
{無知、無関心、心無し、やさぐれ、鈍感、痴呆、ばか}
ウソにそもそも気づいていないため、「自分の非」に気づくことができない状態。ウソを嘘と認識していない場合での弁論。
「~する他になかった。私は何も悪くない。」
「私は被害者であり犠牲者だ。」
「悪いのは相手側だ。」
嘘=悪という虚構を植え付けられたがゆえの認知的逃避。
善への絶対的信仰。
『優れた教育は人を道徳の亡者にする。』
そんなに責めないでやってくれよ
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