時系列的現象把握の罠/計画性という自己支配
雑記
『ある時点で起こったある事象の原因がすべて、その過去にあるとは限らない。』
『物事は結果の積み重ね。原因はすべて部分的憶測、幻想にすぎない。』
『歴史上、完全に終わったイベントは未だ嘗てただの一つもない。』
我々は予定や計画など、確実性が高いと(経験上、慣例的に、勝手に)思われる未来を頼りに常々行動している。
賢い(とされる)人ほどこの傾向が強い。
計画的行動、目的ある行動とは未来を原因にして動くことだ。
○未来を知ることがその未来を引き寄せる。
→活動家、彼らはビジョンを持ち結果にこだわる
○未来を知らなければ、未来は未来のまま永遠に訪れない。
→生活者、彼らは過去と現在の中をただ生きる
◇確実な予定にとって、もはや時間は問題でない。
それは然るべき時に、必ず起こるのだ。
完璧な計画は、時間を超越する。
◇確実な自己認識にとって、もはや生死は問題でない。
それは然るべき時に、ただ然るべき様相を取るのだ。
完璧な自我は、状態を超越する。
ビジョンとは自我(エゴ)による認識改ざんであり、
計画とは自我による自己支配である。
計画性は必ず自閉症的で狭心症的な未来を引き寄せる。
未来が固く決まっていれば今に選択の余地はない
未来が全く決まっていなければ今に選択の必要はない
計画と 選択と 支配
民主と 自由と 陰謀
科学と 技術と 権力
引き寄せられた結果なんて碌なものであったためしがない
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