ベンチャー企業で4年間「日報」を打ち続けて自身に起きた、さらに5つのこと。
先月の2月1日で、ちょうどヒトカラメディアで働き始めて4年が経ちました。5年目に突入です。月日が経つのは本当に早い。
前回は日報を続けて自分自身に起きた変化を5つ挙げてみました。
が、まだあるように感じ、今回はさらに5つ自身に起きた変化を挙げてみたいと思います。
前回の内容はコチラ。
(ヒトカラメディアの日報は単なる業務の報告にとどまりません。心動かされた体験に基づく個人の気持ちなどの共有なども行われています。オモシロい)
「1番伝えたいことは何なのか」
結局何をみんなに伝えたいんだっけ?ということを日報を打っている最中によく思います。伝えたいことがありすぎると文章がまとまらない。プレゼン資料などを作る時でも考えている事ですが、日報でも考えるようになって、さらにその癖がついてきているように感じます。物事をシンプルに伝える訓練のようです。
「まじめに捉えすぎていないか」
ど真面目に仕事に取り組むと視野が狭くなって冷静に物事を捉えられなかったり、「あれってこういうことかも」というような、気付ける回数が少なくなる気がします。そうなると日報を打つネタが無くなって、継続できなくなります。だから、気持ちラクに物事を捉え、考える。ネタは意外に身近なところにあり、そこに気付けるかどうか、そう思うようになりました。(派生して日報以外の時でも「こういうことかも」という気付きを色々得られるようになってきていると思います)
「まだまだ考えられる」
↑の内容に似てる部分がありますが、日報は特にトピックがなさそうな1日でも「本当にないのか?何か小さな気付きがあったのではないか?」と自問自答する事が増えました。とにかく考えれば何かでる!と思えるようになったので、一見どう取り組んだら良いか分からない仕事でも、(不安の中でも)まずはしっかり考える事を念頭におくようになりました。
「思考を定着させ、次の思考へ」
普段ぼんやりしていることをあえて整理して書き出す。時々日報をその手段として使うことがあります。一晩経つと定着して、また違う思考に飛ぶ。だから毎日考えてることが微妙に異なる。昨日言った事とちょっと違ったりする。そうすると自分の意見に固執することがきわめて低くなる。その積み重ねで自分を変えることができる。
「自分の本心に近づく」
「打ってみたけど、なんだかしっくりこない」なんてことはよくあります。でも書き直したりせず投稿します。繰り返していくと、ふと「あぁ、こういう風に自分は思っていたのか」というモヤモヤしたものを言語化できることがあります。きっとそれは都度溜めずに吐きだして、次の思考へと切り替えているからだと思います。
「(時々)日報が社内ブログ化する」
番外編。はじめの1、2年は業務のみに関わる内容でしたが、それが徐々に自分の思いや考えが加わり、最近はもう少し遠い観点から日報を打つときがあります。すると時々日報がメンバーへの共有と共に、自分のためにも打っていると思う時があります(最近はそれが大半かも)。そしてさまざまな良い変化が自分に起きるので、かつ打ち続けているので習慣になりました。
日報は深い。前回の内容と合わせて10個挙げましたが、物事をしっかり考えるようになった、というのが一番大きい変化かも。せっかちで良くも悪くもすぐアクションしたがる傾向にあるので。
継続的に日報を打っているからこそnoteも始めようと思うきっかけにもなりました(更新の頻度は仕事の状況に応じてしまうけど)。
次も日報絡みで、ただ自分ではなく社内に起きた良い変化などをまとめてみたいと思います。