唯川恵「とける、とろける」
昔の読書記録ノートの紹介。
唯川恵「とける、とろける」
最近になって、ようやく恋愛小説の魅力に気が付き始めた。
本書は、9つの短編物語が収められている。
「来訪者」は、久しぶりに会った幸せそうな友人に、実は秘密の恋人がいて、その恋人と情事に明け暮れているというもの。
「みんな半分ずつ」は、常に夫と対等でいようとした妻が、寝床でも対等にふるまっているうちに、夫に浮気されて逃げられるというもの。
「写真の夫」は、自分の夫に不満を抱く主人公が、離婚するため別れさせ屋をやとったら、自分の知らない夫の過激な性行為を知らされるというもの。
他、全部の内容は書けないので、タイトルだけ。
「契り」「永遠の片割れ」「スイッチ」「浅間情話」「白い顔」「夜の舌先」
(過去の読書記録ノートより)
この本を読んだのは、2011年7月18日〜2011年7月21日。
ずいぶん過激な内容だったみたいだけど、それで恋愛小説の魅力に気が付き始めたという自分の感覚にもちょっと驚いてしまった。
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