宮沢賢治とイーハトーブの世界 「銀のノスタルジア」
今日発表する作品は
大正時代。
新人の女性編集者が
宮沢賢治と出会うお話です。
水性ボールペンと筆で描きました。
2013年当時、これまで雑誌や反応を気にしながら
暗中模索しながら描いていた自信が持てないマンガをやめて
自分の心が穏やかになれるものを作りたいと思っていました。
この時から「これは自分のマンガだ」といえるような
独自性を持てたと思っています。
お話は賢治の童話「雪渡り」から着想を得ました。
「雪渡り」は、賢治が生前、唯一原稿料を貰った作品とも
いわれています。
内容はイーハトーブファンタジーと称した
不思議なメルヘンちっくなお話ですが、
お茶でも飲みつつ読んで頂けましたら幸いです。
タイトルは
「銀のノスタルジアーイーハトーブ幻想童話集」
といいます。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
この頃はまだ時代考証が未熟で
☆花巻駅の表記が現代風の左からの書き方になっていたり
☆みのりと賢治先生が会う前に電報を使っているのですが、
当時は電報は急を要するとき(病気や事故、死亡など)に使用していたので
不適切だったり、
☆又三郎がモリフクロウだったりメンフクロウだったりと。。。笑
お恥ずかしい間違いが所々にございます。
まだまだあれれ、な部分があるかも、、、(;'∀')
けれど、本作はとっても楽しく優しい気持ちで描けた作品で、
個人的にも独特なものが描けたなあと思う一作です。
狐の葬列は黒澤明の「夢」に出てくる水車の村から
ヒントを得ました。^^
もし賢治や彼の童話にご興味がありましたら
続きはアマゾンやシーモアの電子マンガで読めますので
ご覧頂けましたら幸いです^^
それでは、ありがとうございました!