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誰の都合で問題行動

少し忙しくしているとあっという間に時間が過ぎてしまいますね。息子の体力がまた一段階パワーアップしたのか寝ない期に突入しました。乳児期は割と寝る子でしたが、最近は23時まで寝ない時期(ひどいと0時)→22時半までには寝るようになる、みたいなリズムを繰り返しているような気がします。
夜の1人の時間みたいなものが確保できず久しぶりの更新になりました。

発達に遅れがあったり、ASDのお子様の保護者の方はよく問題行動という言葉を耳にするかと思います。
私も息子がABA療育に通い始め、自身も勉強する中で何度も耳にした言葉です。
よく発達相談などでも、困っていることはありますか?と聞かれることがあるのもこれを指すのかな?と思います。

息子の療育の先生に相談する時間が定期的にあるのですが、先生とお話ししていると、客観的に自分と息子のことを見るきっかけになることが多いのですが、それが今日のタイトルです。

息子が早く寝ない!が最近の私の困り事だったんです。早く寝なくて何が困るかというと、キッチンの片付けができない、夜やりたかった仕事ができない、1人の時間がない。
そう、まさか、困っているのは息子ではなく私だったのです・・・!
息子にとって困りごとになっているかというと、昼間は元気に保育園で遊び、昼寝もして3歳児に必要な睡眠時間は確保できている。全く困っていない。
息子目線で言うなら、ママと一緒にいたいのに、早く寝て!とピリピリしてキッチンへ洗い物しにいってしまう!僕はそれが困っている!そんな気持ちでしょうと。

問題行動とは自分や他人の安全を害する行動、学習の障害になる行動。
今回の私の困りごとは問題行動ではなかった・・・と、要は自分の余裕のなさから生まれた大人の都合だったんだ・・・と反省しました。

もちろん早寝早起きが理想だし、健康を害するような睡眠不足、学校に行けないなどになればそれは問題行動になるし、そこに発展しないよう今から習慣づけるのはとても大切だと思います。

ただ、息子にとって寝るまでの時間は日中保育園、帰宅後ご飯にお風呂に大忙しのママとやっとゆっくり一緒にいられる時間で、その2時間くらいの時間は、いつか私が懐かしくて取り戻したくても戻れない大事な愛しい時間なのかも知れないと思ったら、胸がぎゅっとなったのでした。

ママと寝る!って息子が言うのはママきて!ママといたいよ!みたいなそんなメッセージなのかも知れないなと、しっかり受け止めたいなと思います。

でもできれば、あと30分早く寝てね。

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