2025年、あけましておめでとうございます。
あけましておめでとうございます。
2025年もマイペースで書いていこうと思っていますので
お気楽にお付き合いください。
どうぞよろしくお願いいたします。
ぼくが整体指導を通じて再発見して欲しいと願っていることのひとつが
「ふれる」という本能が持つ力の自覚です。
「ふれる」って本能に組み込まれている能力だと思うんだけど
使って、訓練していくことで飛躍的に力を育てていける。
それは全ての能力においても同じこと。
経験が才能を生むのだから。
居酒屋で働いていた時に高校生だった子がチーズケーキを1ホール自宅で焼いて持ってきてくれた。
食べてみると、
うへっ!って。
全然美味しくないの。
彼女にも食べてもらったら、砂糖を入れ忘れてる~~って (>_<)
その彼女は今ではイタリアンのシェフとして自分のお店で腕を振るっている。
今では美味しいスイーツを振舞ってくれる。
失敗をも含む経験が彼女の才能を伸ばしてくれたのは間違いない。
「ふれる」能力を伸ばしていくのも同じように経験を重ねていけばいい。
方法はシンプル。
活元運動をやり込んで他者と共鳴するカラダを取り戻すこと。
合掌行気法で手に気を集める訓練をしていくこと。
この2つの訓練を通じて
「気」をカラダで明確に感じ取れるようになって
手の感覚を敏感にしていって
手で様々な情報を感じられるようになる。
家族の中で体調が悪いときなどに
愉気を求められるようなってきたら
「ふれる」能力が順調に開花してきている。
愉気を行っていて
受けている人が頻繁に眠っちゃうようになってくれば
よく気の感応が生じてきている。
初対面でほとんど言葉を交わしていないのに
今まで口にすることが出来なかった秘密を話しだされる方がいる。
それは触れられた印象、愉気の印象でぼくを信頼してくださった方だった。
非言語で感じた感覚が直感を後押ししてくれたわけ。
「ふれる」能力がもたらしてくれた信頼だった。
ぼくが理想としているのは師匠の田総先生の愉気。
先生の愉気を受けるとものすごくカラダが安心してしまう。
温かくて、心地よかった。
そんな先生の手は50年間愉気を続けてきて
いつも手のひらがマントヒヒみたいに真っ赤っかだった。
いろんな方に触れられた経験がある。
けれどもハッキリと記憶に残っている手の持ち主はほとんどいない。
先生に触れられた記憶だけが色あせることなくぼくの記憶の中で燦然と輝き続けている。
2025年も来室された方々に愉気をさせていただいて
ふれられた方々の記憶に残ることが出来るよう
記憶に残っている師匠の手に少しでも近づけるように
「ふれる」能力を伸ばしてあげようと思います。
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