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通常運転の日常へ〜diary week4

2024/09/02 Mon
長い夏休みが終わり、今日から子どもたちは学校が始まる。
久しぶりに友達に会える、と嬉しそうに支度をして、それぞれに出発していく子どもたち。溢れ落ちそうな嬉しさを、口の中に含んで堪えているような笑顔の末娘を園に送り出すと、家の中は静かすぎて戸惑うくらい。
PCに向かい、夏休み中できなかった、事務仕事をいくつか片付ける。
とはいえ、短縮授業で昼には皆帰宅。とってもご機嫌な様子から、楽しかったんだなということが伝わってくる。子どもたちにとって園や学校が、色んなことがあっても、楽しいこともたくさんあって、行きたい場所であること、なんでもないようだけど、こうしてまた穏やかな日常が戻ってきたことにホッとする。
新学期を憂鬱な気持ちで迎える子どもたちもいるだろうし、その子の親もまた胸を締め付けられるような思いでいるだろうなとも想像する。
友人にも学校に行きにくい子はたくさんいる。
でも、その子にも、行きたいと思えるような場や、会いたいと思う人が、学校以外の場所にあるといいなと願いながら。

09/03 Tue
今年度から、少しずつ子どもの居場所づくりの取り組みを始めている。
地域の子どもたちがのびのびと過ごせる場、主体的で自由な遊びが大切にされる場所を作りたい、その思いに共感する友人たちと取り組み始め、夏休み中は初のWS開催と、お誘いもらったマルシェへの出店をした。
遅ればせながら、そのお疲れさん会ということでランチバイキングへ。
子連れバイキングはやっぱり忙しなかったけど、子どもたちがそれぞれに元気で楽しそうで何より。
この子どもの居場所とあそび場は、11月から本格的にオープンする予定。
さて、また少しずつ準備を始めていこう。

09/04 Wed
学校での読み聞かせの日が近いので、絵本を選びに図書館へ。
4人の子育てを通過しながら、いわゆる有名どころの名作絵本は通過し、ここしばらく新たな作品の探求から離れていたが、今年度この役割を引き受けたことで、また絵本にグッと引き寄せられている。
わずか10分ほどの時間だけど、その間に読む2〜3冊をどんな風に組み立てて、子どもたちとどんな風に対話しようかなと考えるのが、難しくって楽しい。
今回は、「朝の気持ち」をテーマに選択。
『朝の歌 小泉周二文、市居みか絵』
『ごきげんななめなおさるさん スザンヌ・ラング文 マックス・ラング絵』
『がっこうにまにあわない ザ・キャビンカンパニー』
さあどんな反応が返ってくるかな。

09/05 Thu
昨年から本格的に、夫の会社の事務仕事を引き受けるようになった。
と言っても、今の私は子どもの時間が最優先と決めているので、1週間に最大8時間程度のことなんだけど、会社をやると、どうでもいいようで、と言って決して無視できない事務仕事が、膨大に生まれることに驚いている。
月々の給与計算や毎年の社会保険料や雇用保険料の決定に係る手続き、年末調整、請求書や注文書の作成、健康診断の手配、入社する社員さんがあれば、社会保険や労働保険の加入手続き、住民税の手続き、勤怠管理システムへの登録…
法的な義務づけがあることも多く、無視できない上、初めてやるものにとってはわからないことだらけ。まず難解な行政の説明文章を読み解く所から始まる。なんでこんな風にしか説明できないんだろうと少々うんざりしながら。
夫は名は社長とはいえ、営業も経理もプロジェクトマネジメントも事務所のゴミの回収も兼ねる、中小企業のなんでも社長だ。この作業もこれまでは一人でやっていた大変さが見え、家族の生活を支えてくれている夫への感謝の気持ちを深くしてもいる。

09/06 Fri
この日は大好きなリサイクルショップへ。
子どもたちの服は大抵リサイクルショップで満たすことにしている。もちろん経済的な理由も大きいが、まだまだ使えるものが大量に捨てられて環境に負荷をかけている時代に、物を大切に使って少しでも廃棄されるものを減らしたいという思いとも一致する、私には心地いい選択だ。
そして、昔から古着屋さんが大好き!大量にかけられた服をより分ながら、これ!という1点を見つけた時の喜びったらない。それが安ければなお嬉しい。秋・冬物を中心に探索。やっぱり楽しい。
以前買ったものの、ほどよいサイズの額縁がなくしまいっぱなしだった、友人の版画にも、いい具合に使用感が出た木の額縁を見つけ、大満足で帰宅。

nanatsuさんの『たね』という作品

09/07 Sat
まだまだ暑い日。子どもたちのスポ少を見守っているだけで母は汗だく。
でもこの暑い中、子どもたちは1000mを走った。11月の駅伝大会に向けた選考も兼ねたレース、長距離好きのうちの子どもたちにスイッチが入る。
5年生ながらに1位をとった次男。でも2位の4年生と僅差であったことを悔しがって、「これから毎日走るわ」と決意を固めている。競い合って高め合う仲間がいることは本当にありがたい。普段は優しい性格の次男の、ここだけは負けたくないという負けん気が見える。
去年は全国大会にも出た先輩に引っ張ってもらった駅伝。今年は引っ張る立場でこれからどんな風にチームができていくのか、楽しみだ。

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