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20250202 「新しい朝」

家のレイアウト変更が終わった。

毎日の風景が変わったことが一番うれしい。

「新しい朝」という、私の一番好きな絵が、生きる配置に変わった。

絵の裏をみると2014年6月に購入している。

本当は少しだけ違う題名がついているのだけど、はじめて目にしたときからずっと変わらず私の中では「新しい朝」。

どうして、こんなに心を潤してくれるのだろう、と思って考える。

色味も線の美しさもずっと変わらず惹かれ続けているけれど。

朝を迎える前のひととき、希望に満ちた光が降り注ぐ前の静けさ、寂しさ、いくばくかの孤独な感じが含まれていて、それも含めて、毎日の暮らしのあたたかで幸せな空気がつたわってくるからなのかな。

一人旅をしていた時、まだ街が完全に動き出す前の様子を、窓からみるのが好きだった。
いろいろな地で、それぞれの人が生活している。暮らしている。
嬉しいことや悲しいこと、それぞれの想いを抱きながら、人生を生きている。
それが、私に、静かに勇気や希望を感じさせてくれる。
私も自分の人生を生きていこう、と思える。

誰かが書き綴った日記を読むことが好きな理由と、似ているのかもしれない。

自分の好きなものの理由を、たどり着けない、と思いつつも言語化するのは、はがゆいけど、不思議と満たされる時間。






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