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第1章 老後は公平にやってくる
光陰矢の如し
父が亡くなり8年。母が倒れて6年。本当に月日が経つのは驚くほど早い!「光陰矢の如し」とはよくいったもの。そう考えると老後なんてすぐやってくる。
介護して思うこと。いかに楽しんでやるかということ。
介護ではなく快護(快く)
母は2021年 88歳を迎える。そう米寿!生きるのも大変だと思う。なぜなら世話をしてもらわないと生きれないから
よく、聞く言葉で「家族の世話になるようになったらおしまい」とか「寝たきりになってまで生きたくないね」など。これはある意味エゴ!もちろんその時にならないとわからない事だらけ
でもみんないつまでも元気で若いと思ってる方々の多いこと。まして元気で100歳なんてCM見過ぎでしょと思う。いつか誰かの世話にならなきゃいけない時が必ずやってくる。
そう!老後は全ての人に公平にやってくる
お一人様で生きるのは元気な時だけ!夫婦であっても同時に召されるわけではない。かくいう私もいつかは、お一人様(ちょっと前の流行語)ならば世話になるのを覚悟で、ある程度のことを決めていた方がいい。
在宅介護(快護)して思うこと
これまでにない労力や神経を使うのは勿論だが、それ以上に人間がこんなに弱っていく様や看取りができること。今の時代、箱物(病院や施設の事を私はこう呼ぶ)からそのまま葬儀へが普通。コロナ禍も関係して。
介護する側が快くなると、あら不思議!介護される側がとっても落ち着いて赤ちゃんみたいになる!益々、母性本能出てきちゃって愛おしさに変わる!
これは子供にも言える事で母親がイライラしていたら子供も不安定になる!全く同じことが言えるというのを介護を通して気付かされた。
母に色々教えられてる自分がいる
そういった姿を自分の子供に見せることでいい関係になった。年齢を重ね弱っていくことは卑下することではない。母も『ごめんね。こんなになってしまって世話をかけるね。』と、申し訳なさそうに言う時がある。子供に迷惑をかける事を不憫に思うのだろう。
そんな身体になっても親は常に子供のことを心配するものだ。と、思った。
多くの親はみんなそう思ってる。口に出さないだけではないか。なら、もっと子供のように甘えさせたいと愛おしくなった。
保護者の立場が逆になっただけ
母の小さくなった手を撫でながら、『安心してお家で最期までゆっくりしようね』と言った事を思い出した。
なので色々な創意工夫の中楽しんで快護をやってきた事を備忘録として記録しておこう。
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