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京都へ行こう❣【257】

今回は、比叡山延暦寺の塔頭『赤山禅院(せきざんぜんいん)』です。
都七福神の『福禄寿のお寺』として知られています。

【アクセス】
叡山電車『修学院駅』下車、徒歩約20分。
私は、修学院離宮に行った帰りに寄りました。

(訪れたのは去年。お蔵入りしていた記事を
復活させています)

正念珠(しょうねんじゅ)

※『そうだ京都、行こう』さんより

お蔵入りの理由は、巨大な『正念珠と還念珠』が境内に設置されていなかったから。
私の中で『赤山禅院』といえば『正念珠』だったので、これが一番見たかったんです!
ショック過ぎました(¯―¯٥)

鳥居

参道の入り口に大きな『鳥居』があります。
神社ではなく寺院なのに、鳥居がある不思議。
これは明治時代の神仏分離令の後も、神仏習合の形を残しているから。

新緑も素敵ですが、紅葉の名所として知られています。

山門

巨大な石灯籠

階段を上った先に見えるのが拝殿です。

拝殿

拝殿の屋根の上に注目して下さい!

神猿(まさる)

拝殿の屋根の上には、『神猿(まさる)』が
御幣と神楽鈴を持って『御所の鬼門』を守っています。
夜になると暴れだし、悪さを繰り返したため、網の中に閉じこめられたそうです。 

手水舎

地蔵堂

赤山大明神は『地蔵菩薩の化身』であるとされているので、地蔵菩薩を祀るお堂があります。

本殿 

ご本尊は、赤山大明神。

神殿狛犬

こちらは左右同じ色をしていました。
下鴨神社や藤森神社、石清水八幡宮などの神殿狛犬は、左右で色が違います。

『狛犬』の豆知識💡
大陸の狛犬は『獅子ニ頭』の組み合わせでしたが、日本では獅子の相方として角をもつ想像上の動物『狛犬』が採用され、『獅子と狛犬』になりました。
獅子は口を開け、狛犬は口を閉じた『阿吽』の姿で神聖な場所を守るようになり、獅子も狛犬と呼ぶようになりました。

狛犬や獅子が鎮座する場所も、はじめは宮中でしたが、次第に神社や寺院へ。
社殿の中で神像や仏像を守護するようになり、社殿の軒下、さらに参道へと外の世界へ飛び出していきます。

私は参道の狛犬より、神殿狛犬の方が好きなんですよね(*´艸`*)♡

十六羅漢像

弁財天

こちらの弁財天は、『出世弁財天』として信仰されています。

絵馬色々

福禄寿神お姿みくじ

福禄寿神は、幸福・財宝・長寿にご利益があるとされる七福神のひとり。
どの福禄寿神もにこやかな表情!

福禄寿神のお顔は手描きなので、微妙に表情が
違います。

福禄寿殿

福禄寿神が祀られています。

ズラリと並べられた福禄寿神お姿みくじ。
これは撮ってしまう(笑)

七福神の御朱印は、こちらで受付しています。

都七福神像

都七福神が祀られている寺院

七福神が祀られている寺院をお参りすると縁起がよいとされ、日本各地で『七福神めぐり』の風習があります。
この中だと、六波羅蜜寺が気になります。
(空也上人像が見たいから)

鳥居の下には、鮮やかなグリーンの狛犬。

新緑の階段は、お約束なので撮っています。
(階段スペシャル用)

金神宮

相生社

縁結びの神として知られています。
男女の縁だけではなく、出会う2つの事の間に相生効果がもたらされ、良い結果が出ることを願う神が祀られています。

おしどり絵馬

相生社の絵馬

下りの階段も、木漏れ日がいい感じ✧*。

雲母不動堂

明治時代に廃寺になった『雲母寺』の本堂と
ご本尊の不動明王を移築しています。

堂内には、大きな数珠が掛けられています。
私がくぐりたかった『正念珠と還念珠』かな?

火消しに使うと思われるような道具が置かれていました。

延命地蔵

石仏

いかがでしたか?
赤山禅院は、『神社』と『寺院』がミックス
されていました。
私が見たかった『正念珠と還念珠』は、
毎年11月23日に行われる『数珠供養』の時だけお目見えするのかな?
何かご存知の方は、ぜひコメント欄で教えて下さい。

『正念珠や還念珠』以外にも見どころがあり、なんとか記事に出来て良かったです。
たまには昔の写真を見直すのもいいですね!

クチナシ

【おまけ】

田んぼにいたサギ

『修学院駅』で電車を待っていたら、私の推しの観光列車『ひえい』に乗れました!

シートの座り心地も最高です!

最後までお読み下さりありがとうございます❣