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京都へ行こう❣【272】

今回は、『藤袴と和の花展』を見るために
梅小路公園の『朱雀の庭』に行って来ました。
(イベントは10月14日で終了しています)

【アクセス】
JR京都駅より徒歩、約18分。

数奇屋門

10月10日撮影

この門の中に『朱雀の庭』と『緑の館』というレストランがあります。

イラストのチョウは、海を渡り『藤袴』の蜜を吸いにくる『アサギマダラ』です。

レストラン

この階段の先に、『朱雀の庭』の券売機があります。入口には箱が置かれているだけで無人。
無料で入る人がいないか毎回心配になります。

平安建都1200年を記念して作庭された、平成の日本庭園です。
この池泉回遊式庭園には、中央の浅池の周囲に築山や滝、野筋などが配置されています。

アカマツ林

庭園の景観を引き締める役割のアカマツ林。
でも私は階段をメインに撮っています(笑)
よく見ると、いろんな階段が組み合わされて
います。

藤袴

藤袴は、『秋の七草』の1つに数えられているキク科の多年草で、9月から10月にかけて藤色がかった白い花をつけます。
袴のような花の形から『藤袴(フジバカマ)』と呼ばれるようになりました。

浅池『水鏡』

浅池の『水鏡』に、京都の自主種の藤袴が
約100鉢展示されています。
仮設道がつくられているので、藤袴を間近で
鑑賞できます。

飛び石

飛び石を渡る途中で撮った一枚。
この浅池は、黒御影石の上に1センチだけ水を張り、周囲の景色がよく映り込むように工夫されています。

石の階段。(階段スペシャル用に撮影)

築山

庭師さんが作業をされていたので、この角度。

リフレクションを楽しんでいます(*´艸`*)♡
紅葉の時期もおすすめです。

散策路

中央には、池を囲むように散策路が設けられています。美しい曲線✧*。

今年初めて撮影した彼岸花ですが、ちょっと
終わりかけていました。

京都周辺の希少植物や、企業団体や園芸家の方の『和の花コレクション』が各所に展示されています。

野筋

水が野を分けて流れる地形づくりを『野筋』といいます。
野芝でつくられた起伏の間を、緩やかな曲線を描きながら幾筋にも流れていきます。
これは平安時代から続く技法で、『曲水の宴』を思わせます。

藤袴を見に来たのに、『朱雀の庭』ばかり撮影している事に気付き、散策路を戻ります。

カメラマンに人気の『アサギマダラ』には出会えませんでしたが、蝶や蛾がヒラヒラと飛んでいます。

こちらが、今回のトップ写真です。

この2枚は『アオスジアゲハ』です。
羽の開き方が中途半端開ですが、ブルーが綺麗なので採用(笑)

いかがでしたか?
藤袴を見て、初秋を感じる事が出来ました。
ぜひ、藤袴とアサギマダラをセットで覚えて
下さい。

本法寺の塔頭『尊陽院』にはアサギマダラの
天井画があり、私はそこで知ったのですが、
アゲハぐらいの大きさで、翅(はね)は黒と
チョコレート色の地に、浅葱色(ごく薄い少し緑がかった藍色)のまだら模様という上品な
美しさ✧*。飛び方も妖精のように優雅ですが、強力なパワーを持っていて、春は南から北へ、秋には北から南へ、長距離を移動をします。
運良く出会えるといいですね(*´艸`*)♡

アサギマダラ

※読売新聞さんよりお借りしました

最後までお読み下さりありがとうございます❣