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京都へ行こう❣【116】

今回は、北政所ねね ゆかりのお寺『圓徳院』のライトアップです。
前回の『高台寺』と同じ日に行ってます。
共通券を買うとお得なので(*´艸`*)♡

去年、自分の思うように撮れなかった北庭が
今年は無人で撮れたので、トップ写真にしました。紅葉していたらもっと素敵なんですけど、
リベンジ出来たことに満足しています!

正門

方丈

南庭

   長谷川等伯『山水図襖絵』   【重要文化財】

前回もこちらの襖絵をアップしていましたが、その時は『長谷川等伯』という名前にピンときてなくて、名前を出してなかったんです💦

こちらの襖絵は、長谷川等伯の出世作。
51歳の時の作品で、桐文様の唐紙面に描かれた非常に珍しいものです。

描かれている風景は、生まれ故郷の石川県七尾市の景色で、五七桐紋を『雪』に見たてたのではないかと言われています。

400年前は、今よりも白い紙面に白銀の桐紋が
押され、その上に墨を施した襖絵であったと考えると、『雪』に見たてたその発想が素敵過ぎます✧*。もう一度見て欲しい。
同じ襖絵でも随分と感じ方が変わります。

赤松 燎『白龍図』

荒れ狂う波涛から、一気に天をめざす白龍。
その姿は、乱世を統一した秀吉そのもの。

天下人 豊臣秀吉を白龍として描いた襖絵は、
赤松 燎の遺作です。
現在、赤松 燎没25年特別展を開催中。
(12月11日まで)

上間の間『雪月花』

志村 正 作

秀吉好みの金箔の襖絵が続きます。

下間の間『松竹梅』

木下育應 作

赤松画伯の作品が展示されています。

宗旦狐(そうたんぎつね)

江戸時代に御所近くの『相国寺』に出没したと伝わる古狐。茶の湯の宗匠に化けて、茶会に出たり、僧侶に化けたと云われています。

歌仙の間

北庭【国名勝指定】

伏見城北政所化粧御殿の前庭を移したもので、後に小堀遠州が作庭しています。

多数の巨岩大岩がふんだんに置かれています。

今回は、皆さん縁側には座らずに引き気味に
お庭を鑑賞されていました。
紅葉する頃は時間帯にもよりますが、きっと
縁側には鈴なりの人なんだろうなぁ。

いかがでしたか?
『高台寺』のような派手なプロジェクション
マッピングの演出とは対象的に、『圓徳院』は正統派なライトアップ。
私はどちらも楽しめる人なんです(*´艸`*)♡
長谷川等伯の襖絵と北庭が特におすすめです。
(夜間特別拝観は12月11日まで)

宗旦狐

最後までお読み下さりありがとうございます❣️