京都へ行こう❣【207】
今回は、知る人ぞ知る『大雲院祇園閣』に
行って来ました。
通常非公開の寺院で、2021年秋の特別拝観を
最後に、しばらく公開されていません。
秋の特別拝観をチェックしている時に見つけてしまったんです!京都観光オフィシャルサイト
【京都観光Navi】のツアーだと大雲院祇園閣に入れる事を♡⤴︎⤴︎
紅葉の見頃のドンピシャだと混雑するかな?と思って11月3日に申し込みました。
ちょっとお値段は高いですけど、見たい気持ちが勝りました❤
当日の集合場所は、八坂神社の正門前。
この日の参加者は7人。ガイドは2人、そして
研修中の助手2人も同行。11人で出発します。
円山公園にある『長楽館』を外から見た後、
『大雲院』へ向かいます。
円山音楽堂前は教職員組合の方の『職員が足りない!』というビラ配りと署名活動が凄くて、にぎやかでした。
大雲院
1587年、織田信長、信忠父子を供養するために創建されました。
石川五右衛門のお墓もあります。
本堂
本堂のてっぺんと祇園閣の銅柱がピッタリと
重なる様に撮りました(*´艸`*)♡
1つ前の写真と見比べてみて下さい。
鐘楼
こちらの鐘楼は、北野天満宮の鐘楼と八坂神社の鐘を移設したものです。
逆光で美しい彫刻が見えないので、以前に撮影した写真も載せておきます。
佛足石
祇園閣【国登録有形文化財】
大倉財閥の創始者である大倉喜八郎の生誕90歳を記念して『祇園祭の山鉾を一年中見れるように』と建設されたのが『祇園閣』です。
伊東忠太氏による設計で、高さは約40m。
銅柱の鉾先には『鶴』が羽ばたいています。
幼名が鶴吉、晩年は鶴翁(かくおう)と呼ばれた大倉喜八郎にとって『鶴』は自身の象徴でもあります。
屋根が銅板葺であることから、京都の『金閣』『銀閣』に並び『銅閣』と呼ばれる事も。
鉄筋コンクリート造りで、石組に二層の楼を載せた三層構造。石材が多く用いられています。
阿吽の狛ライオン
祇園閣の入口
撮影可能なのは入口まで。
内部の撮影が不可なのは知っていましたが、
本日は特別に…って言って欲しかった(笑)
阿弥陀如来像
入り口には阿弥陀如来像が祀られています。
銅扉 見返しの鶴
今回のトップ写真はこちら。
大倉喜八郎自身の象徴である『鶴』の模様。
内部には、【世界遺産】でもある中国の敦煌
莫高窟(ばっこうくつ)の壁画がびっしりと
模写されています。
蓮の花の照明も素敵です。
西洋の怪物ガーゴイルが丸い電球を抱え持つ
照明もあります。
第三層の縦長の壁画に描かれている『千手千眼観音菩薩図』が印象的でした。
天井の壁には雲中供養仏が並んでいます。
閣上からの眺め
閣上からだと『五山の送り火』が何種類か見えるそうです。景色を見る時間をたくさん取ってくれますが、私は閣上からの眺めよりも内部の壁画をゆっくり見たかったなぁ。
総門(東門)
いかがでしたか?
壁画にはタイトルが付けられていましたが、
たくさんありすぎて覚えられず💦
ただただ凄かった。
気になる方は『中国敦煌 莫高窟壁画 祇園閣』でググるとそれらしい画像がヒットします。
不思議な魅力がいっぱいの祇園閣でした。
この後のツアーで訪れた所も載せておきます。
芭蕉庵・西行堂
レンタル着物屋さんをされているようです。
誰でも自由に入れるので、芭蕉堂だけチラッと見ました。茅葺屋根で雰囲気は良かったです。
双林寺 花月庵
すぐお隣にあった双林寺も、茅葺屋根でした。
趣きがあって素敵です。
このあたりは全く知らなかったので新鮮✧*。
雙林寺(そうりんじ)
その後、安養寺を拝観しましたが、写真は撮っていません。誰でも自由に入れます。
大谷祖廟
奥に見えるのが『虎石』だそうです。(左奥)
知恩院の鐘楼
知恩院は、大晦日の除夜の鐘が有名ですよね。
何度もライトアップを見に行っているのに鐘楼を見忘れていて、何十年かぶりに見ました。
こちらはツアーのコースには入っていませんでしたが、急遽案内してくれました。
円山公園で自由解散になり、約2時間のツアーは終了。千葉県から1人参加されていた女性の方を八坂神社まで見送り、そのまま帰宅しました。実は帰りに『芋屋常吉』さんに寄るつもりでしたが、すっかり忘れていました。
お芋ブリュレはいつかリベンジします(笑)
私と同じように『大雲院祇園閣』をどうしても見たい方は、このようなツアーに申し込むのも1つの方法です。12月9日までの限定日に開催されています。気になる方はお早目に。
最後までお読み下さりありがとうございます❣