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京都へ行こう❣【287】

今回は、妙心寺塔頭『桂春院』で開催されている『大宮エリーアート展』に行って来ました。
(11月15日〜12月8日まで)

【アクセス】
JR『花園駅』下車、徒歩約15分。
(妙心寺までは、徒歩約10分)

表門【京都府指定有形文化財】

12月2日撮影

庫裏【京都府指定有形文化財】

拝観料は、大人500円。
見どころは、【国の名勝及び史跡】に指定されている趣きの異なる4つの庭園と、大宮エリーさんの襖絵や陶芸作品の数々です。

玄関前の陶芸作品

京都の土を使った『朝日焼き』のオブジェ。
魔除けの埴輪、導きの賢人、悟りの聖人かな?

『清浄の庭』

清浄(じょうそう)の庭

玄関から書院に向かう途中にあるお庭です。
『花頭窓』に陶芸作品が展示されています。

ハイビスカスピンク

書院の襖絵
書院の床の間に展示された陶芸作品

美しい淡い色合いで、リゾートを表現。
お茶が立てにくい独特な茶碗。←ご自身でも
仰っているので(*´艸`*)♡

『侘の庭』

侘(わび)の庭

書院からの眺めが美しい侘の庭にも、陶芸作品が展示されています。
茶室『既白庵(きはくあん)』に通じる露地庭です。 (露地とは茶庭のことです)

少し下がって『灯り』を入れてみました。

奄美のニライカナイ、再生と誕生

リゾートは、『re sort』
つまり、整えなおすということ。
お寺でアートを見てボケーっとしてもらい、
心身を整えてもらうような展覧会にしたくて、
心の中の『桃源郷』を描いたそうです。
ちなみに、襖絵は初挑戦らしい!

『思惟の庭』

思惟(しい)の庭

梅軒門より延びている『飛石』を見下ろす
お庭です。

『金碧松三日月』

狩野山雪 筆

正面は、狩野山楽の弟子である狩野山雪によって描かれた【重要文化財】の襖絵。

リゾートのモチーフ、      ウキウキとワクワクの調べ

スリランカのインフィニティー  プールで、くつろいだバカンス

陶芸作品

バナナとぶどうはわかる
いちごだった

縁側にも陶芸作品が展示されていますが、説明など全くなし。襖絵の名前も、帰りに受付前にあったファイルを見て知りました。

パンダのピースフルなパーティー

このパンダの襖絵が見たくて拝観したのに、
照明の当て方がイマイチで、右側1枚カット
しています。←影が出来て綺麗に撮れない💦

ダンシング松

狩野山雪の『金碧松三日月』からインスピレーションを受けた作品。
松が、バブル時代のディスコでブレイクした
ふわふわの羽の扇子、通称『ジュリセン』を
持って踊っています。(ジュリアナ扇子)

『真如の庭』

つつじの大刈込の向こう側が一段下がっている大変珍しいデザインのお庭です。

今回のトップ写真はこちら。
係の方がずっと立っていたんですけど、運良くいなくなった瞬間に撮影出来た1枚。
めちゃくちゃ気に入っています。

花頭窓と手水鉢。
ちょっとだけレインボーな紅葉がアクセント!

『真如の庭』の生け垣の裏を散策しています。(スリッパが用意されています)

切り株の上の『苔』が可愛くて撮った1枚。

書院【京都府指定有形文化財】

いかがでしたか?
狩野山雪からインスピレーションを得たという24枚のリゾートな襖絵は、かなりインパクトがあります。
大宮エリーさんの襖絵だけだと思っていたので、狩野山雪の襖絵とのコラボには驚きました。

桂春院のお庭は、やっぱり素敵ですね!
私の推しは、『侘の庭』と『真如の庭』です。
真如の庭は、ぜひ横からも眺めてみて下さい。

最後までお読み下さりありがとうございます❣