京都へ行こう❣️【27】
今回は『真如堂(しんにょどう)』です。
正式には鈴聲山真正極楽寺(れいしょうざんしんしょうごくらくじ)といい、比叡山延暦寺を本山とする天台宗のお寺です。
総門【京都府指定文化財】
『赤門』と呼ばれて親しまれています。
井戸と手水鉢
絵馬掛所
この☆のマークといえば安倍晴明!
本堂【重要文化財】
本堂には『うなずきの弥陀』として有名なご本尊の阿弥陀如来や、陰陽師安倍晴明の念持仏とされる『不動明王』が祀られています。
(左から)
不動明王・阿弥陀如来・千手千眼観世菩薩
※パンフレットの写真をお借りしました。
渡り廊下の手水鉢
書院南庭
涅槃(ねはん)の庭
大きな4つの石で、頭を北に(向かって左に)顔は西に向けて横たわったお釈迦さまを表現。まわりの石で、弟子たちが亡くなったお釈迦さまを囲んで嘆き悲しんでいる様子を表しています。奥にチラっと見えるのは『五山の送り火』で有名な大文字山です。
お庭の前に大涅槃図のパネルがありました。
こちらをお庭で表現。
随縁(ずいえん)の庭
2010年に重森千靑氏によって作庭。
東福寺を作庭した重森三玲氏のお孫さんです。
今回、私が一番見たかったお庭です❣
お庭の石は境内から拾い集め、玉垣や縁石を再利用しています。数種類の砂が使われているのも特徴で、仏堂の蟇股(かえるまた)に付けられた『四つ目の家紋』をモチーフにしています。
書院北の路地庭
書院西庭
茶室や待合いがあります。
本堂から見た紅葉
散りもみじも美しい🍁
本堂裏はもみじの穴場です。しかも無料(笑)
三重塔【京都府指定文化財】
高さは約30メートルあります。
真如堂の紅葉と散りもみじ、いかがでしたか?
観光バスで来られたツアー御一行様とかち合い、そこに紛れ込んだ形でお庭の説明を聞く事になりましたが、みなさんササッと見て回られるので、ごった返したのも一瞬。ゆっくり本堂からの紅葉も楽しめました。
本堂の奥には1000株の紫陽花苑があり、6月頃には紫陽花の花手水も見る事が出来ます。
ハート形の紫陽花を探しに、また訪れてみたいです。
最後までお読み頂きありがとうございました❣️