祝・3周年❣推しで振り返るnote【3】造園家・中根金作
今年の2月で、note3周年を迎えました。
記事を見て、スキやコメントを下さるみなさんのおかげで今まで続ける事が出来ました。
本当にありがとうございます。
前回は、重森三玲のお庭を振り返りましたが、私にはもう1人好きな作庭家がいます。
※造園家・作庭家 中根金作
トップ写真は、代表作の『足立美術館庭園』。
アメリカの日本庭園専門誌で、21年連続日本一に選ばれた凄いお庭✧*。
※みんなのフォトギャラリーより、sakuさんの写真を使わせて頂きました。
【三室戸寺】(宇治市)
『与楽苑の石庭』(枯山水庭園)
三室戸寺に訪れる度に、毎回このアングルで
撮影しています(笑)
『池泉式回遊庭園』
池泉には石橋が架けられています。
『つつじ』や『あじさい』が咲く時期が特に
おすすめです。東屋で一休みしながら景色を
楽しんでみて下さい。
【二条城】(中京区)
『清流園』(池泉式回遊庭園)
どちらも、NAKEDのライトアップに行った時に撮影したものです。
【大徳寺塔頭・興臨院】(北区)
『方丈前庭』
『昭和の小堀遠州』と称された中根金作が、
桃山風の荘厳な石組みで復元した枯山水庭園。
『蓬莱の世界』を表しています。
【城南宮】(伏見区)
『春の山』
中根金作のお庭との出会いは、城南宮でした。
春の山には、白とピンクのしだれ梅が150本、椿は神苑内に400本あります。
誰でも綺麗に撮れる『魔法のフォトスポット』があります。満開のしだれ梅も、散りはじめの花びらの絨毯も、苔の上に落ちた美しい椿も、全部おすすめ。ぜひ実際に見て欲しい(人˘ ˘*)
絶景スポットから人が写り込まないように作庭されている所に、中根金作の凄さを感じます。
ライトアップでは、昼間とは違う美しさに魅了されました✧*。
『平安の庭』
平安貴族の寝殿造りの邸宅の庭園を模しています。この庭の遣水で『曲水の宴』を行います。
『室町の庭』
錦鯉が泳ぐ池泉回遊式庭園です。
ツツジやサツキ、藤の花が咲く季節がおすすめです。
『桃山の庭』
広々とした芝生が大海原、岩が沿岸の島々を
表しています。
【妙心寺塔頭・退蔵院】(右京区)
『余香苑』
初めて訪れた時の感動を今でも覚えています。
誰の作庭なのか知らなくても、美しいと思えた自分の感性を褒めたい。←どこかで聞いた事があるようなセリフを混ぜてみました(笑)
後に中根金作だとわかり、妙に納得。
二度目に訪れたのは春です。
開門の時間より少し早く到着しましたが、すでに数名の方が並ばれていました。
三度目に訪れたのは秋です。京都は紅葉の時期が一番混みますが、退蔵院は穴場でした。
ゆっくりと見てまわれます。
こちらも絶景ポイントからは、あまり人が写り込まないように、うまく作庭されています。
【妙心寺塔頭・大心院】(右京区)
『阿吽庭』(枯山水庭園)
スギ苔と白砂の調和が大変美しい枯山水庭園。
スギ苔で覆われた築山に三尊石組があり、
五色・十七個の石を配して、龍が天に昇ろうとする姿を表現しているそうです。
【宝筐院】(右京区)
苔の手入れが行き届いた素敵なお庭♡♡♡
『清涼寺』のすぐ近くにあり、ついでに寄ったら大当たりでした❣
『本堂前庭』
本堂から見るお庭が美しくて、たくさん写真を撮りました。後から中根金作が作庭していたと知るパターンは、これで三度目(*´艸`*)♡
【金戒光明寺】(左京区)
『方丈前庭』
振り返りの記事を書いている途中で、中根金作が作庭している事を知りました。
こちらは、ちょっと意外(笑)
【上賀茂神社】(北区)
『渉渓園』
平安装束に身を包んだ歌人たちが、 川に杯を
流しながら和歌を詠む『賀茂曲水宴』などの
祭事が行われるお庭です。
推しの作庭家で振り返りましたが、いかがでしたか?
前回の重森三玲より、中根金作の方が一般受けするかもしれませんね。
タイプの違う2人ですが、どちらも昭和を代表する凄い作庭家なので、覚えていて損はないと思います。
京都が好き、その中でも特に『お庭が好き』という情熱だけは誰にも負けないつもりですが、きりが良い3周年で一旦終了すると決め、昨年の秋からラストスパートで気になっていた場所を巡りました。しばらくゆっくり過ごします。今まで本当にありがとうございました。
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