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1人でご飯を食べること

以前、こんな記事を書いたことがあります。

これは、1人で外食することへの葛藤を綴った作品です。

この記事を書いた当時は社会人になったばかりで、1人で外食することが自分にとっては珍しいことでした。

けれど、あれから数年が経ち、今では1人での食事も楽しめるようになってきました。気になったお店を保存やメモしておき、近くまで行く機会があった時にはふらりとそのお店に入る。メニューも、直感的に好きなものを頼んだり、前から気になっていたものを頼んだりするのです。

お店に入るだけで緊張していた頃の自分が、今の自分を見たら驚くに違いありません。

でも、「選んで私はここにいる」「自分で選んだものを食べている」という感覚こそ、ずっと私が求めていたものでした。

人によっては、「1人で外食する」なんて、当たり前のことかもしれません。けれど、誰かに誘われない限りは行かないという人は、ぜひ一度チャレンジしてみてほしいなと思います。

最初の一歩は大きく感じられるかもしれませんが、その先にある満足感と幸せは大きなものだと私が保証します。


誰かと食べる食事も幸せ。
でも、自分の心と体が求める食事を、
ただ自分のためだけに選ぶ食事も幸せなのです。


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この作品は、アドベントエッセイです。クリスマスまでの24日間をワクワク過ごしてほしい、という思いから、「24年の人生で見つけた、24の幸せ」をテーマに毎日1本ずつエッセイを書いています。

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元町ひばり
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