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ほんの少しだけ
朝、君からLINEが来た。
あのさ、金曜日、おみせ予約してたりするかな? してるよね?!
なかなか時間とれないTさんに誘われて、もしよかったらだけど別の日に変更させてもらえないかな。。ごめん。。
君が大切にしている物事は、僕にとっても、とても大切な物事だと思っているんだよ。
君にとって重要な仕事もあるだろう、大事な人と会うべきってこともある。そんな時、僕との先約があったとしても、僕は喜んで譲るよ。君にとって大事なことがそれで叶うなら、君が喜ぶなら、約束をキャンセルするぐらいへっちゃらだと思ってる。
その気持ちは、今も昔も変わっていないんだよ。
そして、約束をキャンセルされたことで、いちいち怒ったり悲しんだりはしない。嫌な気持ちにもならない。
むしろね、君にとって大切な用事があるのに、それを我慢して、君が僕に無理に合わせてくれる方が、僕は辛いし悲しいんだ。
僕: いいよ
君: いいって思ってないよね? 予定通りで大丈夫だよ。予定通りお願いします!
僕: その代わり、時間気にしなくて一緒に飲める日を近いうちに作って欲しいな。Tさんとご飯行くの、君にとって必要だと思うから行っておいで!
ただ、何とも言えない悲しい気持ちになってしまったんだ。
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