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観覧風車

作者 / 中島 孝幸  企画 / hi-count  制作/hi-count  + トライウッドエコ事業部

書体、色使い、配置バランスそして2本脚で堂々と立つ観覧車の姿など全てに目を奪われました。そのままポスターにしても良い作品だと思いますが、今回は、杉のシートで風車を開発した経験を活かし「風で動く観覧車」にチャレンジしました。しかし重量や構造上の問題など試作には大変苦労しました。自分好みに油性ペンなどで着色する楽しさも残しました。

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まずは、発砲ボードで試作。風を受ける羽根は大きい方が良いですが、外に付けるとイメージが変わるので内側に風受け羽根を付けることにしました。まずは4枚の羽根で。

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4枚の羽根では力不足と風が抜けてしまうので羽根を8枚にしました。4枚よりはスムーズ回りました。周りに観覧BOXが付くのでこれ以上羽根を大きく出来ません。

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実際にパーツを製作してもらい羽根を付けてみました。試作時の発砲ボードよりも風量が少なくても回ります。多分軸穴の抵抗が減ったのでしょう。

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周りの観覧BOXを取付けました。木ネジで固定すると強度が増しますがネジ頭が見えるのが嫌だったので真鍮釘で固定しました。重量が増した分、風量が多くないと回りにくくなりました。

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脚を製作して観覧車を取付けましたが思ってたよりもスムーズに回らない・・。結論は、脚に風が当たって通り抜けてくれないからです。観覧車と脚を離すと回りやすくなります。しかしバランスが悪いのでもう少し羽根を大きくし風を沢山受けられるように改善して最終完成することが出来ました。

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