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2100年の結婚式を見てきた。
先週末「Wedding Park 2100」に行ってきた。普段結婚式という文化に触れながら仕事をしているものの、アートやクリエイティブの領域から結婚式を考えるという試みは学びの宝庫だった。
いまは2021年。79年後の2100年の結婚式のかたちを想像したことで見えた、ワクワクと嬉しさと楽しさ。そんな感情を残しておきます。
結婚式のこれまで
展示は結婚式の歴史を振り返るコーナーから始まる。そこには、結婚式に関する書籍やボードが並べられており、ウエディングドレスの歴史や意味、昔の結婚式の意味合いを知ることができた。
書籍はどれも面白そうなものばかりで、本屋さんにこの展示があったらいいのに…と思った。
「結婚式の写真はどれも心に来るものがあるよね」と一緒に展示を見た友達と話していた。歴史を知ってより結婚式の魅力を理解することができた気がする。
今の結婚式
何枚も吊り下げられたハナレポのポスターには、この時代だからこその結婚式の工夫がちりばめられていた。普段からハナレポを読むことは多いものの、改めておふたりの思いに触れると何度でも泣けてしまうな、というのが率直な感想だった。
結婚式場の数々の取り組みのコーナー。ふたりのかけがえない1日を想う気持ちが込められた空間だった。この素晴らしさをより多くのカップルに届けるためにも仕事を頑張ろうと思えた。
2100年の結婚式を考える
イベントスペースを2階にあがると、まず又吉さんのショートストーリーから始まる。
今回イベントに参加したクリエイターのみなさんについてはこちら。
結婚式を挙げたことがない又吉さんが主人公になったこの物語は、やわらかくてまるい幸せのかたちをしていた。このショートストーリーが描いているように、2100年になっても誰かの幸せを願う気持ちは何一つ変わらないと思う。とっても感動した。
たくさんのクリエイターが思い思いに描いた「2100年の結婚式」が詰まったこの空間は、本当に特別に素晴らしかった。
バーチャルツアーでぜひ見てみてください。
2100年のウエディングドレスは土にかえる素材でできているらしい。発想が素晴らしくて素敵だと思った。
2100年の結婚式のバージンロードは、参列者の想いが詰まった風船に包まれ、形自体がなくなってしまうらしい。目には見えない想いだけが残り、それが形になるというのは、結婚式の本質なのではないかと思った。大事なのは結婚式という形ではなく、ふたりの幸せや未来を心から祈り、祝福するということ。
今回イベントに参加してみて、「結婚式」が持つ意味を改めて形にして認識することができた。ふたりを祝うという最高にハッピーな文化をこれからも大事にしていきたいなと思えた。ぜひバーチャルツアーで見てみてください。
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