心が晴れない日にこそ、花を飾る。
最近お花を買うようになりました。きっかけは自粛期間のサブスク。最近サブスクはやめて、近くの花屋さんを転々としながら好きなお花を何本か買っています。
気分が落ち込んでいるときにお花を買うと、花の元気さやたくましさに勇気をもらえます。リモートワークが続き、ひとり部屋にぽつんといると、頑張っているのは自分だけという謎の孤独感に襲われることがありました。
そんなときに花を眺めて、ぼーっとすると頑張っているのは私だけじゃないなって思えたんです。
花が開き、閉じる姿に元気がもらえる
花は日光があれば開き、なければ閉じます。環境に順応しながら花を咲かせる姿に毎度のことながら生命の輝きを感じてしまいます。
この前桜の枝を買って飾ったんですが、どんどん蕾が花開いていく様子は力強くて圧巻でした。もちろん咲くことを予想して買ってはみたものの、そのときに自分がどんな感情になるのか想定できていなかったんです。咲いている姿を見たら、本当に心が暖かくなる気持ちでした。
お世話すると自分が元気になっている
お花は水を換えたり茎を切ったり、ほんの少し手間がかかります。だからこそ、無理やりにでも心の余白をつくって、お花のお世話をする。そうするとなんでかわからないけど自分が元気になっている気がするんです。
さらに言うとペットを飼うのって大変ですよね。コロナ禍でペットを飼い始める人が増えたという記事をどこかで見かけました。自粛で心が疲れているなか、ペットそのものの愛くるしさに癒しを求めている一方で、お世話する対象がいることで人ってエネルギーが生まれてくる生き物だと思うんです。だから、この時代にペットを飼いたいと思う人が増えたのではないでしょうか。
ちなみに私も猫がいる世界線に早くたどりつきたくて必死に生きてます。
誰かのためなら頑張れる。それも一つの人間らしさかなって思ってます。
シンプルに美しいものを見る時間をつくれる
お花って理屈抜きに綺麗です。自然の美しさがあります。それを見る時間はなんだかんだ言って大事だと思うんです。
そういえば、一人暮らしのお部屋を自分好みの空間に変えていこうとつい最近決心しました。リモートワークが始まってもうすぐまる一年。オフィスに出社する機会も増えましたが、どうしてもお部屋で過ごす時間はまだまだ長いですよね。自分好みに全部一気に変えるのは難しいけど、まずは花一輪だけあると自分が空間をちゃんとプロデュースしている感覚になれる。その感覚をまずは養っていきたいです。
自粛期間がもうすぐ明けそうではありますが、心の元気がなくなったときにこそ花を飾りましょう。意外と良いもんですよ。